いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。
はじめに、現実の話ですが、この度の地震によりお亡くなりになった方々におくやみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復興をお祈り致します。
……さて、令和6年(2024年)は辰年ということで、龍にちなんだ企画展を開催します。
企画展名:辰年企画展〜龍の水を得る如し〜
開催期間:令和6年1月5日(金)から
開催場所:本館(ジュレ13981うるわし3番地)
「龍の水を得る如し」とは、龍が水を得て天に昇るように、強いものが一層勢いを得ることを言います。
今回の企画展では、恐竜のほか、長い身体、特徴的なひげ、鋭い牙、硬い鱗など、龍を連想させるお魚を展示しております。
以下、簡単に紹介します。
【ウェルカム水槽】
・コイ
鯉は、古代より急流の滝を登りきったら天に昇って龍になると言われています。本企画展の玄関口には、そんな縁起のいいコイを展示しています。
【淡水魚のエリア】
・ピラルク
モリで突いても貫けない、肉食魚の牙を折ってしまうほど硬い鱗で覆われています。アクセサリーとしても人気です。「ピラルク 鱗」でネット検索してみてください。キーホルダーなどが見つかるはずです。
・エンゼルウナギ
DQXの世界にのみ住む架空のウナギです。ウナギの体が細長いのは、岩穴や泥の中に隠れるのに適しているからです。創世の女神へのお供物として利用されました。
・オオナマズ
ナマズのひげは何本でしょう?6本も正解、4本も正解!大人になると2本のひげがなくなってしまうのです。ナマズは夜行性で濁った水に住むので、ひげは目の代わりにレーダーの役割を果たします。
・コリドラス
南米に広く分布するナマズの仲間です。ナマズの仲間ですが、上述のナマズとは異なり澄んだ水に生息します。ひげには人間でいう舌の役割があります。
【海水魚のエリア】
・イクチオザウルス
体長2m程度のイルカのような流線型の体をもつ魚竜です。陸から海に戻った「水棲爬虫類」でした。
・タツノオトシゴ
漢字で書くと「竜の落とし子」。魚には見えない姿ですが、れっきとした魚類です。別名はウミウマ(海馬)、英語ではシーホース。稚魚が大きくなるまでオスの育児嚢(子供を入れておくための袋)に入れて育てます。
・リーフシードラゴン
タツノオトシゴの仲間です。褐藻(コンブなど)に擬態しており、その泳ぐ姿はまさに褐藻が水に漂うようです。稚魚を育児嚢に入れて育てますが、完全な袋構造になっておらず、外から卵が見えます。このため、卵自体に海藻を生やして擬態させることもあります。
・ヨロイザメ
大きな歯と強い噛む力を持ちます。深海に住むため人間に直接危害を及ぼすことはありませんが、ヨロイザメの牙が刺さった海底ケーブルが見つかったことがあります。
・ラブカ
非常に珍しい謎の深海ザメ。特異なひだ状のエラで深海でも効率よく酸素を吸収します。※ネタバレ注意※映画「シン・ゴジラ」では、とあるキャラクターのモデルとなりました。
【床下水槽】
・エラスモサウルス
首長竜(正確には長頸竜)と呼ばれる爬虫類。その首の長さはなんと6〜7mで体長の半分以上を占めます。詳細はバックナンバーをご覧ください。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/572955635530/view/7200757/
・テムノドント
正確にはテムノドントサウルス。名前の由来は「切歯をもつ爬虫類」で、ギョロッとした大きな目が特徴的な魚竜です。目の直径は20cm超で、既知の生物中最大と言われています。詳細はバックナンバーをご覧ください。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/572955635530/view/7126752/
・プラテカルプス
トカゲに近い海生爬虫類です。前述の魚竜や首長竜とは異なり、有鱗目(トカゲやヘビの仲間)です。
・リュウグウノツカイ
銀色に輝く細長い身体と赤いヒレが特徴的な深海魚です。その珍しさと美しさから「竜宮の遣い」と呼ばれます。詳細はバックナンバーをご覧ください。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/572955635530/view/7060721/
イロハ水族館に、今後も変わらぬご愛顧をお願いいたします。
〜〜お魚好きの方、ぜひお越しください〜〜
イロハ水族館
本館 ジュレ13981うるわし3番地
和風館 同1番地
世界の気候館 同2番地
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