いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。
本記事は、Ver.7.0で登場するゲーム内オリジナルのお魚についての自由研究の【後編】です。
前編で明らかにできなかった点について考察していきます!
前編はリンク先をご覧ください。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/572955635530/view/8147376/
※一部ネタバレを含む可能性がございます。
【※この記事で取り扱うネタバレ注意事項※】
・当該お魚の名称及び形質
・ver.7.0の一部のセリフ引用
・ver.7.0の一部の風景の描写(写真はないです)
しばらく空白をはさみます。
上記の情報を見たくない方は、お戻りください。
ーーー自由研究(後編)ここからーーー

【対象魚】ゼニアスマス
【後編の課題】
1.なぜニジマスよりピンク色なのか?
2.なぜニジマスよりおとなしいのか?
3.亜種なのか地域個体群に過ぎないのか?
これらを明らかにしていく。
【考察1】なぜニジマスよりピンク色なのか?
生物が色を持つ要因は様々。
身を隠すための保護色、異性へのアピール、敵に危険を伝える警戒色、日照や紫外線対策、エサに含まれる色素による発色、など。
このうち、私が着目するのは、以下3点。
1.異性へのアピール
サケ、マスの仲間のオスは、繁殖期になると体色が変化する。これを「婚姻色」というが、字数の関係から解説は割愛する。
2.保護色
保護色とは、周囲の環境に溶け込み外敵から見つかりにくくなるための色である。
ピンクの光が降り注ぎ、ピンクの鉱物が散在するゼニアスにおいては、その身をピンク色にすることは保護色になっているのではないか。
3.エサに含まれる色素による発色
(1)サーモンは白身魚?
サーモンは白身魚である。ではなぜ赤いのか?
これはエサに含まれる色素アスタキサンチンによるもの。
(2)某ゲームで有名?金色マス!
カリフォルニアの高山地帯には、ゴールデントラウトという魚が生息している。
この魚は、ニジマスの亜種とされており、エサに含まれる色素により、美しい金色を呈す。
(3)赤色色素はどこからくるのか?
アスタキサンチンの大元をたどると、ヘマトコッカスという微細藻類にたどり着く。この藻は”生育に適さない環境になる”と、当該色素を合成・蓄積して赤くなるのである!!
ゼニアスの環境は厳しい。
そうした状況から、より多くのアスタキサンチンが合成され、食物連鎖の果てに、ニジマスをピンク色に染めたのではないか?それこそがゼニアスマスの正体なのではないか?!
以上が私の考察である。
【考察2】なぜニジマスよりもおとなしいのか?
1.攻撃性について考えてみる
おとなしいことを考える上で、逆に、生物はなぜ攻撃性を持つのか考えてみる。
攻撃性をもつ理由は主に、自身や群れを守るため、食べ物を捕食するため、餌や配偶者や縄張りを取り合うため、群れの中での順位決定など。
このうち「自身や群れを守るため」に着目する。
(1)”凶暴な?”ウツボ
凶暴な魚と聞いて、ウツボを思い浮かべる方はいるだろうか。実はウツボは臆病な魚で、敵への威嚇や身を守るために攻撃するのであり、自ら好んで攻撃するわけではない。
(2)ある湖にのみ生息する驚きのクラゲ!
パラオ共和国のとある湖にはゴールデンジェリーフィッシュというクラゲがいる。
タコクラゲの亜種とされているが、なんと!
この湖の個体だけが毒を持たないのである!!
これは、天敵であるウミガメが入って来られないからである。
ゼニアスマスも、生息域に敵がいないので、おとなしいと考えられないか。
2.ゼニアス特有の環境
ゼニアスの環境は厳しい。作中では「生命のエネルギーが弱い」旨、言及されている。
つまり単純に、生命のエネルギーが弱く、活発に活動できないのではないか。
以上が私の考察である。
【考察3】亜種なのか?地域個体群なのか?
字数の関係上、用語の定義は割愛。
ポイントは生物分類学上、区別されるかどうか。ここまでくると私の自由研究では「わからない」と言わざるを得ない。
【結論】
・ゼニアスマスがピンク色なのは、婚姻色、保護色、エサの色素による発色。
・ゼニアスマスがおとなしいのは、天敵がいないことと、生命のエネルギーが弱いことが理由。
・地域個体群なのか亜種なのかは、わからなかった。
【感想】
架空のお魚について調査・考察し、その生態を少しでも明らかにできたことは有意義であった。
次回は、ゲーム内の情報に限らず、ガチの同定を行いたい。