いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。
現在、和風館では、「挑戦!忍者屋敷!!」と題した展示をしております。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/572955635530/view/8313812/
今回はその中から、忍術の達人であるイカとタコを紹介します。
※イカもタコも色々いますが、ここでは代表的な特徴を紹介します。
イカ墨パスタはあるのに、なぜタコ墨パスタはないのか?
という疑問にも答えていきます。
〜分類〜
イカは軟体動物門 頭足綱 鞘形亜綱 十腕形上目
タコは軟体動物門 頭足綱 鞘形亜綱 八腕形上目
にそれぞれ属する軟体動物です。
頭から足が生えているように見えるので「頭足」
でも足ではなくて腕なので「十腕」「八腕」
いずれも広い意味では貝の仲間ですが、進化の過程で、貝殻を退化させ自由に動けるようになりました。
〜どんな暮らしをしている?〜
イカは主に海中を泳いで生活します。プランクトンや小魚を襲って食べます。回遊性で定住はしません。
タコは主に海底をはって生活します。甲殻類や小魚、貝などを食べます。狭い隙間へもぐりこむこともでき、巣で定住します。
〜イカは10本、タコは8本?〜
実はイカも腕は8本です。
残り2本は、触腕と呼ばれる、獲物を捕獲するのに特化した器官です。
〜吸盤の特徴〜
イカとタコとでは、吸盤も違います。
イカの吸盤は、ギザギザの歯があり、獲物に引っ掛けてキャッチします。泳ぎながら狩りをするのに適しています。
タコの吸盤は、筋肉の収縮により獲物に吸い付いてキャッチします。待ち伏せて狩りをするのに適しています。
〜心臓は3つある!?〜
イカもタコも、心臓が3つあります。
全身に血液を送る主心臓が1つ、エラに血液を送るエラ心臓が2つです。
〜脳はなんと9つある!?〜
イカもタコも、脳が9つあります。
頭にメインが1つ、8本の腕の付け根にそれぞれ1つずつ。合計9つです。
〜変幻自在の体の色〜
イカもタコも、体の色を瞬時に変化させることができます。
イカは興奮した時に、タコは擬態するために、体色を変えます。
〜なぜタコ墨パスタはないのか?〜
さて、やっと本題です。
イカ墨パスタはあるのに、なぜタコ墨パスタはないのか?
その理由は墨の役割にあります。
(1)イカは分身の術!!
イカ墨は、粘り気があり、吐き出すとちょうどイカと同じくらいの大きさでしばらく海中に残ります。まさに分身の術!敵が偽物(墨)に気を取られている間に、本体は逃げ出すのです。
ドロドロしていて食材に絡みやすいので、料理に使われます。
(2)タコは煙幕の術!!
タコ墨は、粘り気がなく、吐き出すと海中に広がります。まさに煙幕の術!敵の視界をさえぎっているうちに、本体は逃げ出すのです。
薄くてサラサラしているので食材に絡まず、料理には使われません。
(3)他にも理由はあります。
イカの墨は取り出しやすいですが、タコの墨袋は肝臓に埋まったように存在していて取り出しにくくいうえに、墨の量も少ないからです。
〜締め〜
普段何気なく食べているイカとタコですが、調べてみると色々な面白い生態がわかりましたね。
紹介しきれなかった面白い生態は他にもありますが、今回はこの辺にしておきます。
魅力的なイカとタコに会いに、ぜひ和風館へお越しください。
忍者体験もしていってください。
イロハ水族館では、今後も増改築、展示の入れ替え、生態解説日誌の投稿、各種企画などを行っていきます。変わらぬご愛顧をお願いいたします。
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