(以下バージョン6.5前期までのネタバレがあります。)
ドルワーム王国の防具鍛治ギルド。
これは「ふいご」といって、炉内に風を吹き込むことで火力を上げる道具です。
ここでは冶金(鍛治)に用いられています。
バルディスタ要塞のガレーの工房。
ここにも「ふいご」が見られ、戦争用の武器の鍛治に使われています。
投石機をふいごに装着して送風に利用するという独自性が見られます。
神話時代の神化の工房。旧型の神化の光炉のある部屋です。
小さな炉のすぐそばに、「ふいご」が置かれているのが確認できます。
炉が蒸留装置のようなものと管でつながっていることから、
このふいごは錬金術に用いられている可能性がうかがえます。
現実世界の錬金術で、炉を蒸留装置と直結させたものは中世ヨーロッパやインドなどの錬金術で見られます。
また、この装置のように3本の管が走った錬金装置は「トリビコス」という名前のものがあったそうです。
「トリ」はバトル「トリ」ニティと同じ「3」の意味です。
ここまでの例から、アストルティアのふいごには冶金用途と錬金用途の2種類あることがわかります。
バージョン6.5前期とバージョン1〜5の関係を考える 「ふいご」篇(2)へ続きます。