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あらくれ毛玉男子

テロぼくめつ

[テロぼくめつ]

キャラID
: KQ311-282
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 128

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テロぼくめつの冒険日誌

2023-09-22 03:45:43.0 2023-10-01 02:23:42.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

バージョン6.5前期とバージョン5の関係を考える 「錬金術」篇(2)【Ver6.5前期までのネタバレあり】

(以下バージョン6.5前期までのネタバレがあります。)



では話をデンデロベーとモーモリーナに戻して、光炉のカギが酒臭いことは、光炉のカギが錬金術と関係があるかどうかを説明する根拠になるかというと、なると思います。
ここでは現実世界の錬金術の知識を援用してみます。


まず、デンデロベーが持っている「ひょうたん」は錬金術で「ククルビタ」(ひょうたん型蒸留器。まれに錬金炉を指すことも)といい、状況的に錬金術の象徴表現になっている可能性がうかがえます。
つまり、ひょうたんという蒸留器の中から酒臭いカギを取り出したというのは、光炉のカギや、カギで開けられる対象は、蒸留という錬金プロセスを経て作られたもので、錬金術と関係があるという暗示である可能性はあります。

次に、蒸留器(アレンビック alembic)は中世ヨーロッパで動詞として使われていた頃には「頭を働かせる」という、記憶に関する意味を持っていたそうです。
もしモーモリーナが言う「誰かに 記憶を刺激されたときだけ 思い出せる」に「頭を働かせる」「蒸留(する)」という含みがあるなら、「ひょうたん」(ククルビタ 蒸留器)という錬金術的文脈と合っています。
(ここまでの2つの段落の記述はアルファベータブックスの『錬金術のイメージ・シンボル辞典』p.32〜33、96〜97などを参照しました)



さらにデンデロベーとモーモリーナの話を、昨日の日記で書いた「意味のある偶然の一致」である「共時性」を利用して考えてみたいと思います。


バージョン5.5のクエスト685「輝きの園」。
故モモリオン王の日記によると、魔仙卿が故モモリオン王に虹色のタネを渡していて、育った花で魔瘴を和らげることができると書かれています。
花がニコちゃんと色違いの同じ形の花なので、錬金術で作ったタネのようです。
ニコちゃんは現実世界の錬金術の「太陽の花」を参照しているようです。

「太陽の花」とは現実世界の錬金術で「エリキサ(賢者の石)」「ルビー」などの象徴表現で、作成には高度な錬金能力が必要とされるそうです。
バージョン1の最初で兄弟姉妹は木箱を使った錬金で、見た目が太陽の花であるごきげんなぼうしを作ります。
前述のように錬金術では普通は熱を用いるので可燃性の木箱の使用は不適切です。
ところがかけ出しの錬金術師は、木箱という悪条件でも太陽の花の外見をしたぼうしの錬金に成功してしまいます。
ゲーム開始の時点で兄弟姉妹は錬金術師としての高い才能を秘めていて、ごきげんなぼうしの太陽の花はその秘められた才能の暗示で、
その後イッショウの元での修行や放浪の旅でその才能が開花していき、
魔法生物のニコちゃんとしての太陽の花は、高度な錬金能力の象徴・明示になっているようです。
(この段落の記述はベン・ジョンソンの戯曲『錬金術師』を参照しました。邦訳は数種類出版されています。)

また、モモリオン王のカギを預かっている預かり所クリスタルは「奥にしまい過ぎて 普段 触れることもなく 預かったことさえ すっかり忘れておりました。」。
バージョン6.5前期のモーモリーナは「今の今まで カギも 工房のことも きれいさっぱり 忘れていたわ。」。

・カギの存在を忘却
・虹色のタネ(錬金術で作成)とひょうたん(ククルビタ 蒸留器・錬金術の象徴)
・モモモとモーモリーナはいずれもモーモンの外見

バージョン5.5のクエスト685とバージョン6.5前期のデンデロベー・モーモリーナの話には「意味のある偶然の一致」が複数含まれているようです。

ちなみに、バージョン3.3の闇の領界で、カーラモーラ村のカイラム村長が彼の自宅にある錬金工房で楽園のカギを作成しています。
錬金術でカギが作れるという世界観なので、光炉のカギも錬金術によって作られたという線はあり得ると思います。

また、神化の光炉は錬金術で作られたものかどうか。バージョン6.5前期までの情報では確定的な答えは出せなそうですが、可能性はあると思います。
その可能性について憶測多めの予想を書いたところ長い文になってしまったので、後日別日記として改めて載せようと思います。
↑掲載を予定していた9月末日を過ぎたので削除しました。



バージョン6.5前期とバージョン5の関係を考える 「錬金術」篇(3)へ続きます。
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