(以下バージョン6.5前期までのネタバレがあります。)
強戦士の書を使って入った、強戦士の聖域・前室。
床に円が3本の線で書かれていて、外側と内側の線は同じ太さで、真ん中の線は他の2本に比べて細く書かれています。
強戦士の書をくれた選定者ワルキュウリは「我は 天界から 強戦士ベジセルクたちに キュウサイポイントを広めるよう 命を受けた。」と主張します。
非常にうさん臭い外見としゃべり方ではあるものの、
実際キュウサイポイントによるアイテム交換をしてくれることから、天界とのつながりがあるのは嘘ではなさそうなのですが、
それなら強戦士の聖域の床の円模様のデザインに天界が関わっているという可能性はあるのでしょうか。
天界というのは天星郷のこと?
ちなみに、
ワ ル キュ ウ リ (天界の使者)
ワ ラ キ ウ ス (ゼクレス魔導国初代国王)
エ ル ギ オ ス (とこしえのゆりかごの天使)
結構似ているように見えますが、関係はあるのか、単なる偶然なのか、シナリオ班の誤読誘導なのか。
古き神の遺跡。神話時代のグランゼニス神の宮殿があった場所で、
床に円が3本の線で書かれていて、強戦士の聖域の床の円と同じ構造のようです。
グランゼニス神は女神ルティアナの寵愛を受けていたので、女神が住んでいた(?)天星郷と関わりがあっても自然なことで、
もし円の床模様が女神や天星郷の設計だったとしても不思議ではなさそうです。
王者の座・継承の間。神話篇で訪れるゴブル砂漠の遺跡ですが、
床に円が3本の線で書かれていて、強戦士の聖域や古き神の遺跡の床の円と同じ構造のようです。
この部屋には初代王者の像があります。
『アストルティア秘聞録』p.014の年表によると、初代王者は天から降りてきたとされていて、
もしこの記述が事実なら、王者の座の建設に女神や天星郷が関わり、他所と同じ円の床模様を描いた可能性はありそうです。
魔界 大審門前。
床に円が3本の線で書かれていて、ここまで挙げた3つの円と同じ構造のようです。
アストルティアや強戦士の聖域・前室にある円の床模様が、なぜ魔界の、しかも魔仙卿という大魔王を選定する者が住まう神殿まで向かうための道の最初のところに描かれているのでしょうか。
・ゴダ神殿の建設(???)
・デモンマウンテンのゴダ神殿までの山道の整備(???)
・魔仙卿にジャディンが就任(神話時代末期)
・大審門前に円の床模様の描画(???)
このあたりの年代や時系列が不明で推論するのにもう少し材料が欲しいですが、
ただ、仮に3本の線の円が女神や天星郷に関係する模様であるのなら、
もし賢者の異姿である魔祖や、魔族たちが、女神への憎しみが強くなっていたら、
こうした床模様は描かなかったのではないかと思います。
魔祖たちの中に女神への恨み言を吐く者やふさぎがちになった者が出始める、その前に描かれた可能性はあるのかも知れませんが、真相は不明です。
そして、神話時代末期のジャディンの魔仙卿就任後から現代に至るまで、3本の線の円が残り続けたということは、
もしジャディンがこの模様を嫌がっていたのなら消すことも可能だったはずです。
後の大魔王ヴァルザードが魔封剣姫の元へ会いに行って何があったのかも不明のままですが、
ジャディンがこの円を残したように、ヴァルザードがアストルティアとの和平を望んだという可能性はあったんでしょうか。
おわり