(以下バージョン6.5後期までのネタバレがあります。)
カジノ3階 VIPルーム。
赤と青は点滅していて、赤は「9」、青は「8」で、9+8=「17」。
緑は電灯はついてはいますが、点滅していません。
VIPルームはバージョン1から入室が可能ですが、
バージョン6.5後期のクエスト759「スカーレット★レジェンド」でも訪れます。
少し脱線しますが、このクエストで黒服のサングラスをした男に促され移動を余儀なくされます。
このうち一人の名前が「リエル」。
「…エル」というと天使の可能性を秘めた音ですが、この黒服はどうなんでしょうか。
リエルの同僚の黒服に「レアル」がいて、子音が同一なので母音をなまらせれば同じ音になります。
バージョン5で「シリル」と「リソル」が特別な関係があったように、リエルとレアルにも何か特殊な人間関係はあるんでしょうか。
クエスト759ではVIPルームで会うことになるマナト。
向こうでは金色のカジノバニースーツを着ています。こちらは客でいる時の私服姿。
パルミオ博士を数字化する時、アストルティア博物館で紹介されたパルミオまんじゅうの値段は「8630」ゴールドで、「オ」がオーなので「0」だったようです。
このくらいアバウトでよいのなら、マナトの「マ」もマルなので「0」、「ト」がトオなので「10」とするなら、
マナトは「0 7 10」であり、0+7+10=「17」です。
なお、VIPルームでマナトやフォン・バルディが立っている赤いカーペット、ネオンの真下の青いカーペットに「仕込まれた絵」が描かれています。
数字の話から脱線しますが、十数年前にカジノの人気景品だった赤いサングラス。
これに用いられた「特別な赤い塗料」は、ヘブンバルーンという天星郷の豊穣の密林にいる魔物が落とします。現代のアストルティアにはいない魔物です。
十数年前のカジノでどうやってこの塗料を手に入れたのか。十数年前にはヘブンバルーンはアストルティアにいたのか。なぜこの塗料でなければいけなかったのか。
赤い塗料をカジノへ持っていくと、カジノオーナーからマナトの手に渡り、
「蒸着」によって塗料をサングラスに塗装します。
この世界での「蒸着」はどういう道具や技術によって行われているんでしょうか。
現実世界の錬金術では染色目的で錬金が行われていた例はあり、
また「染色」という言葉に「錬金の対象となる物質を、白色化の段階から赤色化の段階に変質させる作業」という意味合いが含まれる場合がありますが、ドラクエ10の世界観で蒸着と錬金術に関連があるかは不明です。
「蒸着」の道具や技術を扱う者は誰だったんでしょうか。マナトなのか、ラッカランというとランプ錬金ギルドがありプロの技術者もいそうですが、これも不明のままです。
もしカジノ内に蒸着の設備があったら、それこそ怪しい気もします。
魔眼の月の、念晶錬磨場の各級の部屋で、グレーぽい柱に金色の模様が入ったものが横につながっている数が「17」。
厳密には、この柱が「17」つながっている箇所と、「5」つながっている箇所に分かれていますが、
先日(2)で紹介した、滅星の邪園第一〜第三の領域と同じ構造をしています(向こうも実は低い壁が「17」連なりと「5」連なりに分かれています)。
また、(1)で紹介した滅星の邪園のエレベーターも、点は「17」で、短くまっすぐ出ている線の数は「5」。
魔眼の月も滅星の邪園も、「17」と「5」の数字を組み合わせた構造が意図的に作られているようです。
なお、マデ神殿祭具棟の、天井に六角形の穴が「17」あいたものが「5」方向にあります。
ジア・クトと関係があるのか、ただの偶然なのか、その他の意味のある偶然の一致なのか、真相は不明です。
おわり