(以下バージョン6.5後期までのネタバレがあります。)
クエスト514「若き彫刻家の才能」。
バージョン4で盟友カミルの像を現代のグランゼドーラ城1階に復活させる話です。
3階の図書室のダリウスによると、1000年前にヴィスタリア姫が描いた勇者と盟友の肖像画が歴史のどこかで失われてしまったのではと説明されます。
1000年前の古グランゼドーラのヴィスタリア姫に会いに行くと、ちょうど肖像画を描いている途中で、仕上げた絵を主人公へくれるのですが、
ヴィスタリア姫が勇者と盟友の肖像画をくれる→現代へ持って行く→カミルの像が復活
ヒースフィムがアルヴァンの書をくれる→現代へ持って行く→『星導秘録』の記述が変わる+アジールの歴史の再調査を上が許可する
という歴史はいずれも主人公に改変された歴史であり、
肖像画は失われる
アルヴァンの書は書かれず、天星郷にアルヴァンの資料がない
というのが改変前の歴史でした。
肖像画の消失は色々な可能性はありそうですが、特にもし人為的な消失なら、カミルの像の復活には主人公が肖像画を現代へ直接持って帰って来る必要はあったでしょうし、
もしヒースフィムがアルヴァンの書を主人公へ手渡ししなかったら、彼が天星郷へ帰るだけでは歴史は変わらなかったかも知れないです。
クエスト756ではいくつもの歴史改変が起きましたが、天星郷で気になる点は色々残っていて、
・1000年前にアルヴァンやヒースフィムに悪意を抱いた天使は、今も転生せずに天星郷にいるのか。転生せず存命の場合、その天使の記憶は、クエスト756クリア後に歴史改変されたのか、今も悪意の記憶は残ったままなのか
・肖像画の消失に、悪意を持つ天使は関与しているのか
・6.3で初対面のテトラルが言う「あら……。天使長が 代替わりして ご挨拶に いらしたのかしら」の「ご挨拶にいらした」は、ミトラーとゲゼルマインのどちらを指しているのか。
なぜ尊敬語を用いているのか(クエスト763でテトラルはミトラーに対して無敬語です。ゲゼルマインへの皮肉という線は?)(ムービー「天星郷の禁忌」)
・古フォーリオンにあった絵画を描く文化が、現代の天星郷で失われてしまっているのはなぜか
・ウルベア地下帝国滅亡(3000年前)、オルセコ王国滅亡(900年前)、ファルエンデ国滅亡(年代不明)に悪意のある天使は関与しているのか
・3500年前の導きの天使の正体は
・4000年前に大地の三闘士の魂を確保した導きの天使グリスパルとは何者なのか(2022年拾遺譚)
最後に、天使グリスパルに関する拾遺譚の文字起こししたものを載せて日誌を終えます。
6.0の神化の儀の前の話です。
カブ
「オレが死んだとき 迎えにきた天使は やけに気のいいヤツだったな
イカしたポーズを決めて登場したあと オレのほうに手をのばして
(抑揚をつけた声で)世界を救うため 英雄として 天星郷に来ないか?
なんて言うから テンション上がっちまってよ
気がついたら ヤツの手を取ってたぜ」
ユーライザ
「特務室の記録によれば あなたを迎えに行ったのは
天使グリスパルという方だったとか
そういうタイプだったんですね」
カブ
「アイツ ずいぶん前に 死んじまってんだってな
天使もさすがに 不死身ってわけじゃねえのか
もう一度会いたかったんだけどな」
ドルタム
「あれから4000年もたったなんて なんだか信じられないね
ボクも姉ちゃんも 兄ちゃんと同じ 導きの天使グリスパル様に勧誘されたんだ
あの人 ちょっと兄ちゃんに似てたな
話してたら すごく懐かしくなって
天星郷でなら 兄ちゃんと再会できるって聞いて
いてもたってもいられなくなって
それでボクも姉ちゃんも フォーリオンに行くことを決めたんだ」
ユーライザ
「なるほど 天使グリスパルは あなたがた大地の三闘士にとって
この上なく相性のいい天使だったようですね
私もそうだったらよかったのですが……」
おわり