(以下バージョン7.0までのネタバレがあります。)
マナト(クエスト759「スカーレット★レジェンド」)
「ようこそ 主人公さま。
私は ナンバーワン・バニーの マナトです。」
カジノバニーの「マナト」と、バージョン7.0の「メネト」村は、母音を変えると同じ音になり、人名と地名が似ています。
また、カジノとメネト村のどちらも時間の流れがおかしくなっています。
これらの点で意味のある偶然の一致があるようです。
カジノの時間の流れがおかしいのは、日誌「天使長の謎(5)」に書いたように、カジノの外では、最近カジノがオープンしたという話がカジノ前にいる3人のNPCから聞けるのに対し、
クエスト759のカジノVIPルーム内では、十数年前に天使長ミトラーとカジノ内で会ったと主張するマナトら3人がいて、
カジノの外(カジノは最近オープンした)とカジノの中(カジノは十数年前に既にオープンしていた)とで時間の流れが一致せずおかしくなっているようでした。
また、メネト村の少年トープスも、天地雷鳴士のアサヒも、前髪がパッツンで、トープスは眠る少女ティセのために白いユリを用意し、アサヒはキャラクターズファイル第1話でヨイのために主人公に想望華という花を求めますが、いずれも友達のために花を必要としていました。これも意味のある偶然の一致のようですが、
アストルティアとゼニアスという異世界間で見られる共時性という新しい例です。
ポルテ(バージョン7.0)
「しかも! ゼニアスが あの伝説の!
とこしえのゆりかご だったなんてね〜。
お師匠様に聞いた話とは ちょっと違ったけど。」
ケイト(10周年記念クエスト第3話)
「五大陸を苦しめる あまたの魔物を討伐し
あの 冥王ネルゲルすらも 倒したという
伝説の冒険者。」
「あの」「伝説の」が一致しています。
また、前者は女神ゼネシアの話と師匠の話に相違があり、
後者は伝説の冒険者が、主人公(現実)か主人公でない人(ケイトの思い込み)かで相違があり、2者の言い分に相違があるところが意味のある偶然の一致になっているようです。
なお、ポルテも師匠もケイトも、あくびをするシーンがありました。
ムニエカの町のエドアルドは人形職人で、自身や町人の魂を、人形である体と結びつけることで、体のメンテナンスを怠らない限りは不死でいられることを可能にしたようです。
「人形」をテーマにした話は既にたくさん出ていますが、中でもバーバードールのようにぬいぐるみの中に人間の魂が入って転生を果たした例と似ています。
ただし、エドアルドの屋敷には錬金術書があることから、彼の人形作りには錬金術が関わっている可能性はありそうですが、バーバードールについてはそもそもどこでぬいぐるみが作られていたのか不明で、錬金術が関係しているかどうかもわかっていません。
ムニエカの話は続きがありそうで、共時性の判断はもう少し待つ必要がありそうです。
以下、ゲーム中に登場した人形について簡単にまとめてみます。
バージョン1
ケキちゃん人形
人形師パペラッパ(ガートラント城下町の書棚)
ガートラント外伝(チョコ神ぬいぐるみによるガートラント転覆の陰謀。外見がサンディに似ている?)
バージョン2
テグラム(魔勇者アンルシアの操り人形)
トーマ(大魔王マデサゴーラの操り人形)
ノア(クエスト272 種族ぬいぐるみ)
バージョン4
自動人形(錬金術)
黒衣の剣士(キュロノスの操り人形)
バージョン5
アスバル(皇太后エルガドーラの操り人形)
ピュージュの話(バージョン1のマリーン姉妹は人形だった)
バージョン6
バーバードール(人形と人間の魂の結合)
パドレ人形(錬金術)
種族の設計図と人形
意味のある偶然の一致(共時性)について(14)へ続きます。