(不具合報告済みの内容を含む日誌です。もし不具合が確認された場合、この日誌は削除します。)
(以下バージョン7.1までのネタバレがあります。)
この画像はバージョン7.0を終えた時点で撮影したものです。
バカンウグレ遺跡の崖上から見ると、遺跡内にはゼニアスへの転送装置が置かれています。
ところがバージョン1の時点で、この画像のように転送装置がバカンウグレ遺跡内に既に設置されているのです。
バージョン7までのプレイ権を持つ、バージョン1の初期村のストーリーを終えたばかりの別キャラでバカンウグレ遺跡の崖上へ移動したところ、転送装置が置かれているのを確認しました。
主人公がこの後キーエンブレムを獲得してネルゲルを討伐し、レンダーシア、ナドラガンド、過去世界、魔界、天星郷と長い旅を始める前から、ジア・クトの転送装置がアストルティアに存在していたわけです。
バージョン7.0。王都キィンベルで初対面のポルテの師匠は、「先の戦いで ジア・クト念晶体が 残していった 遺物を調べることだ」と主人公に命じます。
師匠は「先の戦いで」と言っていて、6.2〜6.5で襲来したジア・クトたちが「遺物」こと転送装置を「残していった」と書いてあるようにも読めますが、
実際のところバージョン1時点で既にこの転送装置はあったわけです。
そして、6.2でジア・ルミナは、レオーネが座標軸を公開したことで初めてアストルティアへ侵入できたと話しているので、
彼女が転送装置をバージョン1で設置した可能性は低そうですし、
装置を利用していた者から彼女が情報を得てアストルティアへ侵入することもできていなかったようです。
それとも「先の戦い」とは、7.0でドロテアが「大災害」と言っていた、数万年前のゼニアスへのジア・クトの侵攻のことを指しているのでしょうか。
遺跡の研究者ニニッサによると遺跡は「古代オルセコの戦士を祀るためのもの推測されています」とのことですが、
1300年前の前後?の遺跡に転送装置を置いた意図は何でしょうか。
一方で、もしバージョン1に転送装置がバカンウグレ遺跡内に見えるのが不具合だったら、という懸念もあります。
転送装置の設置者と利用者は誰が候補になるか。
バージョン7.1までに得られた情報を根拠に推論すると、様々な可能性があり、そのいくつかを書いてみます。
的中を狙ったものではありません。
ポルテの師匠は、6.5の最後に転送装置の前まで来ていて、可能性は一応ありそうです。
ただ、なぜ転送に必要なエネルギーを蓄えた磁光石を彼女が持っていたのか、転送装置を「ジア・クト念晶体が残していった遺物」と断言できるのか、いずれも不明です。
守護天使たちは、各々が封じられて身動きが取れなかったので無理そうです。
女神ゼネシアは、大樹の鳥籠に封じられていたものの、7.0で峠のほこらで主人公と会った時のように、思念を仮の姿に託して遠方へ投影させることはできていたり、
日誌「女神ゼネシアの謎(1)〜(4)」に書いたように7.0で不可解な言動が多く、7.1終了時点でも不可解さを払拭し切るだけの話は無かったことから、可能性は残ると思います。
ラキは、7.0で主人公とドゥラ院長が初めてゼニアスに到着した時、狼の姿で高所から様子をうかがい、転送装置のそばまで来ていたことから、可能性はあるかも知れません。
キュレクスとレトリウスの魂は、キュレクスなら航界船が使えますし、航界船の残骸がタービア草原の南部にありました。あえて敵の転送装置を使うという可能性は低いかも知れないです。
天星郷では3500年前にレオーネを抱き込んだ導きの天使や、300年前にヘルヴェルに鉱石を飲ませた天使など、悪意を持ったジア・クト寄りの天使が複数人いましたが、可能性はあるかも知れません。
ヘルヴェルは、ジア・ルミナ襲来時に船を「なんだ あれは」と言っていてジア・クトを初見だったようなので、可能性は低そうです。
バージョン6.5クリア後にプレイ可能になるクエスト757「疑惑の同居人」で、
天使モディスンは「神代の遺構の 鉱石植物についてだが 調査の結果 ジア・クトなき今 あれに 誰かを支配するチカラは ないと判明している」と、
ジア・クトはこの世にいないと断言していましたが、
ところがバージョン7.1でアマラーク地方を事実上の支配をしていたのがジア・ガルネというジア・クト念晶体でした。
どの人物であるにしても謎なのは、アストルティアと事実上滅ぼされたゼニアスを、転送装置を使って行き来する目的は何なのかということです。
もし不具合でないなら、ゲーム開始時点でアストルティアはゼニアスとつながっていたことになり、誰が何のために装置で行き来していたのか考える必要は出てくると思います。
おわり