(以下バージョン7.1までのネタバレがあります。)
「深淵の咎人たち」の「悲愴のウィリーデ」ら咎人4キャラを全て倒すと、レクスルクスの楔に隠し扉が現れ、奥へ進むことができます。
そこには実験室があり、縦長の6つの容器のうちのひとつに銀色の魂が入っていて、液体が充てんされ気泡が出ています。
机と書棚には天使ミレリーによる文章があり、実験器具があちこちに置かれています。
ここから、もう少し何か咎人たちや前任者に関する手がかりが得られないか見ていこうと思います。
レクスルクスの楔 実験室の机や棚には、フラスコ・試験管・天秤・蒸留器などが置かれていますが、
兄弟姉妹の研究室(エテーネの村・ラゼアの風穴)や、ドラクエ9のガナン帝国城地下の牢獄にある研究室と、置かれているものがかぶっています。
ガナン帝国の研究室には「超上級錬金学」というレシピ本まであり、錬金術を匂わせるものが多く置かれていたという印象です。
異界アスタルジアの最奥にいる亡霊が、かつてガナン帝国で暗黒皇帝ガナサダイ主導で行われていた、天使のチカラを吸い出し魔物に注ぎ込んで強化する実験について話していました。
バージョン7.1終盤のラキによると、天使の身体は創生のチカラそのものだそうです。
また、7.0のポルテによると創生のチカラは生命力のようなものだそうです。
ここで現実世界の錬金術の話になりますが、錬金術では対象となる物質を錬金することを通して、「第五元素」というものを抽出することを錬金術の目的のひとつにしていたそうです。
この第五元素が、霊薬(エリキサ)や賢者の石などといったものに相当し、金属の変成で金や銀を生み出したり、万病を治したり、不老長寿や不老不死を可能にしたりするそうなのです。
そして推測になるのですが、このゲームで第五元素に相当する・近い・似たものが、創生のチカラなのではないかと予想しています。
創生のチカラや天使のチカラを生命体から抽出するのに、錬金術というテクノロジーが使われることがあるのではないかという推測です。
でないと、なぜガナン帝国の地下研究室に、錬金術の実験器具と思しきものや錬金術書が置かれているのか説明がつかないですし、
天使のチカラを吸い出したり注ぎ込んだりする研究に、錬金術が使われていたという見込みで予想をすると、大筋で説明がつくようになるからです。
しかし、錬金術を匂わせる根拠がまだ他にもあります。
17世紀の錬金術師ミカエル・マイアーが著した『黄金の三脚台』。
この解説が平凡社の『錬金術図像大全』p.137-147にあるのですが、ギリシア神話でも三脚台はあるものの、
錬金術的には三脚台とは3賢人(バシリウス・ウァレンティヌス、ジョン・クレマー、トマス・ノートン)の化学論文を指します。
兄弟姉妹の研究室に三脚台がありますが、台の上に蒸留器が設置されていることから、状況的に錬金術的文脈で用いられていると思われます。
神化の工房にも三脚台があり、現実世界の錬金術でトリビコスという錬金器具に似たものの1パーツなので、錬金術的文脈で用いられている可能性はありそうです。
宇宙船アルウェーンの小型艇。
これもよく見るとイチゴの葉の部分が3枚になっていて三脚台のような形になっています。
プクラスはバージョン6.1で、錬金術を使って竹製の蒸留器を組み立てていたようなのです(詳細は日誌「プクラスの謎」にあります)。
なので小型艇も錬金術の暗示という可能性は残っていると思います。
レクスルクスの楔 実験室の机の上に、耐火性のようなガラス容器が、3本足の台の上に置かれています。
なぜこの実験室に三脚台があるのか、推論する意味はありそうだと思います。
深淵の咎人たちの謎(2)へ続きます。