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あらくれ毛玉男子

テロぼくめつ

[テロぼくめつ]

キャラID
: KQ311-282
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 128

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テロぼくめつの冒険日誌

2024-11-18 17:05:19.0 テーマ:シナリオ・クエスト攻略

ポルテの師匠・レトリウス・グランゼニスの語源について考える(2)【Ver7.2までのネタバレあり】

(以下バージョン7.2までのネタバレがあります。)



最後にグランゼニスですが、同じくギリシア神話から似た音を拾ってみると、
ゼウスの呼び名である「クセニオス」が気になりました。
「ゼウス・クセニオス」のように用いて、〝異邦人である者を保護し、友好関係を結ぶ者〟という意味を持つそうで、
創造神グランゼニスがバージョン7.0で「ルティアナの子らよ……よくぞ ゼニアスへ 帰り来た……」と、異邦人である主人公たちを歓迎する言葉を発していたことや、
アストルティアのグランゼニス神を連れて来る約束を取り付けたことに一応通じます。
クセニオス →  余分な音を取る →  (ク)セニオス →  母音をいじり、濁点を付ける→  ゼニアス
クセニオス →  音を補い、余分な音を取る →  ク(ラン)セニ(オ)ス →  母音をいじり、濁点を付ける →  グランゼニス
また、ゼウスは鳥の付いた王笏を持っていて、ヒゲをたくわえていますが、こうした容姿がグランゼニスと似ています。
6.4で女神ルティアナは主人公を「時のまれびと」と、未来から時渡りをしてきたことに理解を示しましたが、
天使長レクタリスをまれびと(異邦からの来訪者)である主人公に付き添わせることでその閉ざされた心を開かせたのも、グランゼニスの娘であるルティアナでした。

しかし、客人(まれびと)を創生のチカラ(や恐らく気配)からの判断ですぐ歓迎したグランゼニスやルティアナとは異なり、
女神ゼネシアは主人公たちを視覚で判断し「あなたがたは……ゼニアスの住人では ありませんね?」と不審人物を見る目つきで見たり、
7.0終盤では「創失の呪いの前には ラキすら この有様。人たる身に 太刀打ちできるはずもない」と主人公たちをただの人間呼ばわりしたり、
完全に歓迎されているとも言い難かったです。7.3以降ではどうなっていくのでしょうか。

ゼネシアというとクエスト794「ゆりかごの語り部」で「神獣ゼナベスティア」を創っていたことがわかりますが、
ゼナベスティアは「ゼネシア」と「ヘスティア」を掛けている可能性はあるのかどうか。
岩波書店の『ギリシア・ローマ神話辞典』p.229「ヘスティアー」によると「古代における炉は、わが国のかまどにひとしく、家の中心であるために、この女神は家庭生活の女神として崇められ」とあり、
ヘスティアには家庭を守る女神という意味合いはあるものの、ゼナベスティアのまめちしきには「残忍な心を持ち主が望むなら国ひとつ滅ぼすこともいとわぬ」と真逆とも取れる記述が書かれています。
また炉(かまど)というとドラクエ10では錬金術が思い浮かびますが、ゼネシアと錬金術に関係はあるのかどうか。
なお、同クエストをクリアするとプクフルがルティアナの部屋のカギをくれるのですが、その2階にあるテーブルが三脚になっています。(画像は後日載せます)
日誌「深淵の咎人たちの謎(1)」に書いたのですが、三脚台は錬金術で「黄金の三脚台」という特別な意味を持つことのあるもので、アストルティアの神化の工房にも三脚台がありましたし、
ルティアナの部屋の三脚テーブルをちゃぶ台返ししてみると、脚が一本から3分岐していて、神化の工房に置かれている管が3分岐した、錬金術のトリビコスに似た器具と構造が同じようにも見えますが、関連は不明です。
宇宙船アルウェーンのいちごの形をした小型艇も同じ構造でしたが、配色は赤と緑でした。
執行者ガンガブラは赤と緑の配色で、彼が「主」と呼んでいた者が断罪の剣の核を破壊する寸前で
「刻限が  訪れた……。ああ……。くち惜しや…………。」とつぶやくと、
足元に赤と緑の円状の形が発生し、その中心から消えてしまいました。
赤と緑というと、日誌「ムニエカの町の謎(1)」でも触れましたが錬金術が関わっている可能性はあり、
「創失」は錬金術と関わりがあるのかどうか、という推論を、今後の話の進み方次第では行う意味は出てくるかも知れません。
6.3で兄弟姉妹が、ルティアナの清泉の水からルティアナの神気だけを抜き取って物質化する「抽出(分離)」という錬金術を使っていたのですが、
恐らく物質ではない創生のチカラを対象から奪い取り、その存在を消し去る「創失」と少し似ているようにも思えるのですが、創失についてはまだ不明なところが多く、比較して良いのかまだ判断がつかないです。


ここまでの記述は7.2終了時点での憶測で、7.3の魔界以降もう少し話が進んだら改めて修正や加筆をしていきたいと考えています。



おわり


(この文章を書くのに、北樹出版『神々の誕生と深層心理』、中公文庫『ギリシア神話 神々の時代』、岩波文庫『神統記』などを参照しました。)
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