(以下バージョン7.2までのネタバレがあります。)
先日発売になったドラクエ3のリメイク版。
旅立ちの国アリアハンから出国するにあたり、「せかいの地図」が手に入り、
スクロールさせることで世界中を見渡すことができます。
この地図の海の部分をよく見ると、魔物に似た何かがあちこちに描き込まれています。
目・鼻・口などに焦点を当てると、顔が入れ子構造のように無数に配置されているのがわかります。
日誌「『仕込まれた絵』の謎」で書いていたのですが、ドラクエ10では「仕込まれた絵」が世界中に描かれていて、
特に多い場所は、地面、模様、扉、壁、天井、屋根、家具、像、墓、遺骨、植物、石、岩肌、氷や雪、暗がりなどですが、
アストルティアのみならず、ナドラガンド、魔界、天星郷、ゼニアス、さらには宇宙空間にまで仕込まれた絵が描かれています。
昔紹介したことのある例ですが、これはエテーネの村にある敷物で、うっすらと仕込まれた絵が描かれています。
こちらは勇者アシュレイの心域にある塩水晶の陣地。この敷物に、エテーネの村の敷物に描かれたものと同じ仕込まれた絵が描かれています。
同じ絵柄が時空を超えて描かれることがあるようです。
ドラクエ10が10周年を迎えた当時、初代ディレクターの藤澤さんが、バージョン1.2のPVで背景が黒色のブラックバックに災厄の王の絵を仕込んだ、と情報を公開しました。
そして、同じような原理でゲーム中にも仕込まれた絵が無数に描かれているようで、バージョン1から最新のバージョン7.2まで描かれ続けています。
このドラクエ10にのみ描かれているかと思われた仕込まれた絵が、なぜかドラクエ3のせかいの地図に描かれていることがわかりました。
ドラクエ10とドラクエ3リメイク版に仕込まれた絵という共通点が出ましたが、どういうつながりがあるかはまだわかりません。
おわり