(以下バージョン7.2までのネタバレがあります。)
バージョン7.2で登場した執行者ガンガブラ。
彼はオーガの体型をした人間の姿で、創失に伴う歴史や記憶の改変を引き起こすことができました。
ところで、ガンガブラと特徴的に似た面を持つ人物がひとりいます。
10周年記念クエストに登場したケイトです。
彼女もオーガ体型の人間の姿をして、同クエストの第3話で闇のキーエンブレムの数をめぐって、
戦闘前
「本気のアタシに 勝てたら
青 桃 赤のバッジは
全部 オメェに くれてやらァ!」
戦闘後
「ひい ふう み……っと これで全部かァ?
いくつ 手に入れてたんだか
よく 覚えてねェんだよなあ。」
と、戦闘前には青桃赤のバッジを全部と言い、3つのバッジを自身で持っているという記憶がしっかりあったのに対し、
戦闘終了後は「これで全部かァ?」と真逆とも取れることを言い出します。
ここでは戦闘の時間をはさんだことと、エルジュが異変に気付かなかったセリフをプレイヤーに読ませることの2点でカモフラージュが施されていたようにもとれます。
両者ともオーガ体型の人間であることに何か理由はあるのかどうか。
ガンガブラは特定の対象に創失の呪いをしかけることができ、対象から創生のチカラを失わせることでその存在を消し、それに伴いその関係者たちの記憶や歴史自体の改変を行ったり、
また記憶の世界を無理やりこじ開けることで時間の流れにゆがみを生じさせたりすることもできました。
ではケイトの記憶違いは、ガンガブラの記憶や歴史の改変と関係はあるのかどうか。そこに創生のチカラの変動はあったのかどうか。
エルトナの聖地の台座に関しては、実際の歴史(エルジュら四術師が台座を作った)とエルジュの記憶(台座を作った覚えがない)に差異が見られましたが、時間や記憶、歴史に関することなのかどうか。
ガンガブラが初登場のモンセロ温泉峡 ご神体の間。
彼の体の配色は赤と緑で、戦闘終了後に足元に赤と緑の円が現れ、その中央へと消えていきましたが、
彼が「主」と呼ぶ者も断罪の剣の核の目の前で赤と緑の円の中へと消えてしまいました。
バージョン7.0〜7.1では赤髪のエドアルドと緑の色を持つチュピちゃんなどの、赤と緑の配色が出たばかりでしたが、
創失の呪いの使い手が赤と緑の配色に関わるとしたら、どういう理由があるのでしょうか。
誓約の園のルティアナの部屋の前にも植物が淡い赤と緑で並んでいるようにも見えますが、どういう意味で植えられているかはわかりません。
おわり