(以下バージョン7.3までのネタバレがあります。)
バージョン7.3のクエスト797 「あの炎がおっかねえ」でレイジバルスが水をまく話が描かれていましたが、
水についてバージョン7.0から少し心に引っかかるものが残り続けていました。
7.0のムニエカの町のストーリーでは、ポルテの師匠が復活させた精霊の泉の水を、主人公がエドアルドに渡すと、
エドアルドは機械の体の修理用の木槌に〝水やり〟し、この木槌で壊れた住人セアトロの修理が成功しました。
7.1のサブクエスト784「約束の花冠」では、高台の枯れた花に主人公が天使のソーマを〝水やり〟しました。
7.2のサブクエスト794「ゆりかごの語り部」クリア後に誓約の園のルティアナの部屋に入ると、水差しが置かれていて、周囲の花への〝水やり〟用のようでした。
このように、7.0から7.3までなぜ〝水まき〟〝水やり〟の話が続いているのか気になりました。
意味のある偶然の一致(共時性)なのか。一部に錬金術的意味合いはあるのかどうか。
〝水やり〟は錬金術の世界にもある概念で、錬金術師ミカエル・マイアーの『黄金の卓の象徴』に具体例があり、
この解説が平凡社の『錬金術図像大全』p.131、135-136 に載っていて、錬金する対象の質を向上させ量を増やす「水銀的水」として浸潤させることを意味するそうです。
そして、このルティアナの部屋にある水差しと同じ形をした水差しが古フォーリオンの宿屋にあります。
この水差し2つで全てなのか、他にもまだあるのか、わかりません。
同様に、ゼニアスの誓約の園の入口にあるガーゴイルのような像。後ろ姿しか見ることができないのですが、
これと同じ後ろ姿をした像がなぜかリンベリィの住むベラストル家の大広間に置かれています。
像だけでなく台座となっている柱の模様も一致しています。
もしかすると誓約の園にもともと2体あったものの1体がアストルティアへ渡り、どういう経緯か不明なもののベラストル家に置かれることになったなどの可能性はあるでしょうか。
これも現状2体のようで、この「2」という数字に意味があるかどうかはわかりません。
意味のある偶然の一致(共時性)について(23)へ続きます。
追記(4月1日)
同じガーゴイル像が、異界アスタルジアの、異界の闘技場にありました。
後日別の日誌でこの件を改めて書こうと思います。