目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

あらくれ毛玉男子

テロぼくめつ

[テロぼくめつ]

キャラID
: KQ311-282
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 136

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

テロぼくめつの冒険日誌

2025-03-30 04:53:14.0 2025-03-30 06:22:44.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

ゲゼルマインの謎(2)【Ver7.3までのネタバレあり】

(以下バージョン7.3までのネタバレがあります。)



しかし、もう一つゲゼルマインに関して引っかかる情報がゲーム中にあります。
それは、彼が地上へ降りた際、商人に扮したという話です。

ここからはゲーム外の話になり憶測に切り替わります。
ゲゼルマインという名前は恐らく社会学者テンニースの著作『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』(邦訳は岩波書店)のように見えますが、
この本の「文化と商業」という章では商人論が書かれています。

「商人は、同時に典型的な教養人である。すなわち商人は、故郷をもたない流浪者であり、(中略)一定の土地の慣習・芸術に対しては愛や敬虔の念をもたない。(中略)多弁で二枚舌を使い、如才がなくて、(中略)性格や考え方(信仰または意見)を衣服の流行のように変え、場所の限界をこえてあれやこれやの品物を運搬する。(中略)農民や町人は、商人に比べると世間が狭く未熟であり教養がない。」(下巻 p.79)

テンニースによると商人とは、単なる商売人ではなく、国家などの境界を越えることができ、特定の思想に縛られず、知識を多く持ち、時や場所に応じて性格や考え方(名前も?)の表現を変え、考えや態度に表裏があることがあるようです。
『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』は名前が似ていることに加え、商人についての論もありますが、ゲーム中のゲゼルマインにどこまで反映されているかはわかりません。
ただ、もしゲゼルマインがクロだったとしたら、ドイツ語の「ゲマイン」には「卑劣な、下品な」という意味はあり、表面的な社会学的表現の裏に天星郷の暗躍者のような意味が隠れている可能性はあるかも知れないですが、現時点では憶測の域を出ないです。
この場合、3500年前にレオーネをジア・クトに勧誘した名前不明の導きの天使が若かりしゲゼルマインなのか否か、そして4000年前に大地の三闘士を勧誘した天使グリスパル(拾遺譚2023)はその後亡くなったことになっていますが事実なのかどうか、あたりが気になります。
脱線すると、天使長ミトラーの名前も現時点ではミトラ教のニュアンスがほぼ感じられないのですが、
例えば可能性のひとつとして「ミドラシュ」はどうか。聖書を文字通りに解釈するのではなく、隠れた意味を探る読解方法のことです。
レトリウスが5700年前から5000年前の自由人の集落へ時間跳躍した時、彼女が落とした指輪を拾った女性の名前は「ネブリィ」でした。
聖天舎1階の天務室でバージョン6.1冒頭に、天使長が見せた神剣レクタリスがいつから天星郷にあったのか疑いの言葉を発した天使の名前は「ネブリール」でした。
意味のある偶然の一致(共時性)の視点で、ここにレトリウスに関する隠れた意味はあるのかどうか。
バージョン7では創失に伴い歴史や記憶が変わってしまうことがありましたが、ネブリールの神剣レクタリスに関する記憶への疑いは正しいのかどうか。
この後6.4でジア・ネブラが登場し、「ネブリィ」「ネブリール」「ネブラ」と、主人公視点では共時性と思しき名前の類似を立て続けに見たことになりますが、ここに何か隠れた意味はあったのかどうか。


また、古代ギリシアの哲学者プラトンの著作『法律』には、小売業に従事できるのは在留外人か外国人でなければならないという記述があり、よそ者が商業を行うという意識がプラトンの時代にはあったようです。
現代の天星郷ではバザーの応対はプクリポが行なっていたり、郵便屋はエルフだったりなどと、なぜか天使は商業に従事していなく、
回生堂の宿は受付こそ天使ですが無料なので商売ではなさそうです。
これに対し古フォーリオンでは、商業はすべて天使が行なっていて、絵画が壁に飾られていたり卓上には花瓶に花が活けられていたりとやわらかな雰囲気です。
現代の神代の遺構には額縁の残骸のみ残っていて絵画が全てなくなっていましたが、上記のテンニースの言う商人の特徴である「芸術に対しては愛や敬虔の念を持たない」との関連の有無は不明です。
「農民や町人は、商人に比べると世間が狭く未熟であり教養がない」は、地上へ行くことのない天星郷下層住まいの天使たちと、地上に商人に扮して出向く者との対比は可能そうですがこれも憶測の域を出ません。
「典型的な教養人」は天使クリュトスが師匠であるゲゼルマインに知識面でまだまだ及ばないと話していましたが、どこまで他著の設定がゲームに用いられているかはまだよくわかりません。
話を商人に戻すと、どういう理由で天星郷では商売が天使によって行われていないのかゲーム内で述べられていませんが、よそ者としての商人という考えが古代ギリシアに似ていたのは気になりました。



ゲゼルマインの謎(3)へ続きます。
いいね! 2 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる