目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

あらくれ毛玉男子

テロぼくめつ

[テロぼくめつ]

キャラID
: KQ311-282
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 136

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

テロぼくめつの冒険日誌

2025-04-12 07:22:58.0 2025-04-12 07:34:51.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

北欧神話の謎(4)【Ver7.3までのネタバレあり】

(以下バージョン7.3までのネタバレがあります。)



クエスト031「冒険者の酒場へようこそ!」では紹介人からさえずりのみつを要求されますが、これを渡すと以下の話が聞けます。

「うちのオーナー…… じつはすごく有名な
 酒場の女主人でな。店で出すドリンクの
 新メニューを考えるのが シュミなんだよ。
 ……で その隠し味に さえずりのみつを
 加えるのが こだわりらしくてね。
 大量の さえずりのみつが必要なのさ。」

「すごく有名な酒場の女主人」がドラクエ9のルイーダという可能性も秘めていそうですが、
誰にせよ、なぜさえずりのみつを加えたドリンクを作るのがこだわりになったのか不明です。
北欧神話の世界では「蜜酒」という酒があり神々の飲み物でもあります。
さえずりのみつを加えたドリンクが蜜酒を参照しているかは不明です。
角川書店の『知っておきたい「酒」の世界史』p.19-21 によると、蜂蜜酒の原料となる蜂蜜は糖分濃度が高すぎてこのままでは発酵しなく、
水で3倍ほどに薄めると、一定期間放置するだけで蜂蜜酒が容易に醸造できたそうです。
蜜酒は、ヴァルハラ(戦死者の館)でエインヘルヤル(戦死者)にふるまわれる酒とも『エッダ』の「ギュルヴィたぶらかし」に書かれていて、
ここではヘイズルーンという牝山羊から出される乳としての蜜酒であり、上述の醸造酒ではありません。
少し脱線すると、五種族神が、主人公や英雄たちと戦わせるために創った神兵ダインヘルヤルには、語源的には「エインヘルヤル(戦死者)」は含まれていると思われますが、
五種族神はゲーム中に無数に出てくる北欧神話の概念と関わりはあるのかどうか。
ダインヘルヤルを創る際、「我ら種族神の精髄」をこめたとエルドナ神は説明しますが、
やや引っかかるのは「精髄」という表現で、過去の日誌で何度か書いた「第五元素」の類義語が「第五精髄(クインタ・エッセンティア)」です。
神兵ダインヘルヤルに込められた精髄とは創生のチカラのことなのかどうか。
「神々の黄昏」と「人形たちのラグナロク」を並べてみると、「神々」と「人形たち」が同義となる可能性も秘めていそうですが、7.4以降を見ないと妄想の域を出ないです。
話を蜜酒に戻すと、『エッダ』の「詩語法」によると、蜜酒の特殊な効能についての記述もあり、
「小人たちはクヴァシル(唾から作られた人間)を密談へと誘い、彼を殺し、(中略)その血に蜂蜜をまぜ、それから、それを飲む者は誰でも詩人や学者になれる蜜酒ができたのだ」と書かれています。
冒険者の酒場の女主人は結局のところドリンクにさえずりのみつを加えたものを作っていた理由は何だったのでしょうか。


ミステリークエスト「妖魔のまなざし事件」。
規約に従い、あくまで話の内容に立ち入らず、ネタバレにもならない話ということで少し書きます。
ファミ通ドットコムで2014年に主要キャラの紹介がありましたが、「オズモンド」という名前は、大修館書店の『ヨーロッパ人名語源事典』p.282-283によると、「オズ」は神のことで、特に北欧では雷神トールを指すそうです。
トールというとアズラン外伝クエスト「人形たちのラグナロク」に登場する、チカラの賢人トールが思い出されました。
「モンド(マンド)」は「守護」を表すそうです。
現実世界の例としては、イングランド王国で教会組織の確立に寄与した11世紀の「オズマンド」という人物がいて、ここでは「神の守護」という原義を持っているそうです。

また、同サイトに「絶海の孤島」と紹介されていましたが、
バージョン7.2のクエスト792「消えることのない炎」では絶海の孤島「牢獄島」が出てきました。
こちらは1963年に閉鎖になったアメリカの「監獄島」と似ているでしょうか。
ここで灯台に火を灯す仕組みはパイプによる給油でしたが、パイプがさびてしまっていたために火がつかなくなっていました。
さびが生じるということは、このパイプは金属製のようで、金属を加工する冶金術がムニエカの町にあるのでしょうか。
エドアルドの家には錬金術の挿し絵の入った本が置かれていましたが、ゲーム中の錬金術には金属加工が含まれている可能性はどうか。
魔界ではバルメシュケの研究所の拷問具や旧ネクロデア領の魔界ヒヨドリが入る鳥籠が金属製で形が少し似ている感じはしました。
1647年にオズワルド・クロルが著した『Chymisch Kleind』には錬金炉の挿し絵が載っていて、炉の上部が鳥籠のような形をしていましたが、3つの金属製器具の関連の有無は不明です。



おわり
いいね! 2 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる