(以下バージョン7.4までのネタバレがあります。)
ここからさらに憶測が増えてしまいますが、バージョン7.4終了時点で個人的に気になっているのはケイトです。
10周年記念クエスト第3話ではケイトが主人公との戦闘前と戦闘後とで、彼女が持っている闇のキーエンブレムの数について
〝全部で3 つ〟から〝いくつ持っているかよく覚えていない〟へ認識が変わってしまったことがありました(詳細は日誌「ケイトの謎」にあります)。
これはケイトが、〝歴史改変が起きたことを認識できていない〟のか、〝歴史改変の演技を行なっている〟のかで、全く話は変わってくるはずで、
後者の場合、彼女は時間跳躍や歴史改変に関与しているのかどうかという疑いが残ってしまいます。
ここでは数分間の戦闘を挟み、さらに戦闘後にエルジュが、ケイトの闇のキーエンブレムの数についての認識の変化に気付いていないムービーを流すことで、二重のカモフラージュが施されたようにも思われますが、真相は不明です。
しかし、ケイトの件はさておいても、こうしたカモフラージュの手法はバージョン7.1で使われています。
7.0でゼネシアは「(数万年前)ルティアナを送り出した後 わたくしは 父を助け ジア・クトと戦いました」と主張していましたが、
7.1でマギエルは、創造神グランゼニスが「ゼネシアを眠らせ ルティアナちゃんを逃がして」いたと述べ、なぜか「ルティアナちゃんを逃がし ゼネシアを眠らせて」とは言いませんでした。
7.4終盤の古・誓約の園での内容から、創造神グランゼニスは先にゼネシアを大樹の鳥籠に閉じ込め、その後にルティアナを皆で見送ったというのが真相で、
ゼネシアはルティアナを見送ることはなく、父と共にジア・クトと戦うこともなく、しがたって7.0のゼネシアの主張は真っ赤な嘘でした。
悪い子ゼネシアという情報は創造神・守護天使・鳥籠の番人以外には知られないようになっていました。
7.1のマギエルの表現「ゼネシアを眠らせ ルティアナちゃんを逃がして」は、
ムービー中で主人公がマギエルのこの言い方に反応しないように描写することもセットになっていて、
画面の前のプレイヤーに気付かれにくくする二重のカモフラージュが施されていたようです。
こうしたカモフラージュのことを「叙述トリック」と言うことがあり、小説やドラマなどで使われることのある演出ですが、
ストーリーを長期間に渡り少しずつプレイヤーに見せ続けるオンラインRPGでも叙述トリックが有効であるという好例が、このマギエルのテキストと主人公の反応の組み合わせによる演出であるように思われました。
では、ケイトのテキストの変化とそれへのエルジュの反応も、マギエルと主人公のように叙述トリックなのかどうか。
今ある情報からはわかりません。今後どこかでケイトが再登場することが待たれます。
なお、バージョン1で主人公に500年前の世界へおもむき破邪舟が現代に継承される歴史に変えるよう命じた賢者ホーローは、
主人公が過去へ時間跳躍して歴史を変えた後も、改変前の歴史についても覚えていて、
バージョン7の創失に伴う忘却への耐性に似た何かを持っているようでしたが、各耐性の原理や双方の耐性の関連は不明です。
バージョン4.1の4賢者らも同じです。
現時点では、バージョン6で天星郷での20ほどある歴史や記憶の改変の疑いのある箇所で複数説明がつかないものが残っていて、
そこに創失が影響していたのかどうかは現時点では不明で、主人公の時間跳躍による歴史の改変でもなさそうな事例もあり、
天星郷で歴史や記憶の改変をもたらしていた原因や主体は一体どうなっているのか。
天星郷のストーリーの追加も今後期待されます。
おわり