(以下バージョン7.4までのネタバレがあります。)
創失を招くもの(バージョン7.3)
「わたしは 大地の怒り。海の嘆き。
空の慟哭……。
世界に終わりをもたらす者。」
主神グランゼニス(バージョン7.4)
「我が 猛き怒りと 深き悲しみ
昏き絶望を呑み込み 反転の贄とせよ。」
「怒り」はそのまま一致で、「嘆き」と「悲しみ」は同義語、「慟哭」(声をあげて泣く)は「絶望」と一応類義語になるでしょうか。
また、創失を招くものは創失によって「世界に終わりをもたらす」と宣言していて、
「反転」した結果発生する「創失」の呪いと一致します。
バージョン7.4時点では双方に接点はなさそうで、意味のある偶然の一致(共時性)のように見えます。
古老マキュリ(バージョン7.4)
「言っても 詮無きことか。」
ハクオウ(バージョン6.5後期)
「言っても 詮無いことです。」
古老マキュリは(このセリフの時点では)ゼネシアを追跡するのは無理になったとし、
ハクオウは亡くなったアシュレイはもう戻ってくることはないとし、
いずれも後悔先に立たずの心境のようです。
バージョン7.4最初の中ボス戦の「あくじきオオワシ」。
「あくじき」には普通食べないものを食べるというニュアンスがあるそうです。
すると〝同じような出来事が立て続けに起きる〟という〝連続性〟のような共時性のようにも見えます。
つまり、キュロン人のロッキュネを吸収した女神ゼネシアや、さらにそのゼネシアを吸収した創失を招くものを主人公の前に引き寄せる前振り的役割としてこの鳥が最初に出てきたという可能性です。
バージョン7.0から7.3まで全てのマイナーバージョンで馬に関する共時性が続いていたみたいですが、
7.3で「天馬」「サンダー」「当て馬」「ウマいこと」「馬の骨」「うまのふん」「馬鹿」と一気に出てきたところでアストルティアのグランゼニス神が石化され、
以降馬の共時性が止まってしまったようですが、真相は不明です。
ただ、馬の共時性が続いていたものがピタッと止まったということは、グランゼニス神の石化の予兆として共時性が見られていたという可能性はあるのでしょうか。
「ロッキュネ」は、数字に置き換えて足し算すると、6+9+2=17。
「イルシーム」は、1+6+4+6=17。
7.2の闇の領界でサジェが乗ってた「管理端末Q485」は、4+8+5=17。
キャラクター名に「17」が続いています。
いずれも人間関係はなさそうですしこれも意味のある偶然の一致のようです。
意味のある偶然の一致(共時性)について(25)へ続きます。