(以下バージョン7.4までのネタバレがあります。)
女神ゼネシアの、バージョン7.0から7.4までの足どりを推測してみたいと思います。
女神ゼネシア(バージョン7.4)
「ロッキュネは わたくしの友人でした。
あれは そう……大樹の鳥籠から解放され
ゼニアス各地を みまわっていた時のこと。
タービア草原で ゼニアスの物とは思えぬ
怪しげな物体……キュロン人の船を
発見したのです。
そして そのそばで重傷を負い
気を失っている ロッキュネを見つけ
治療のために 保護しました。」
バージョン7.0では確かに、大樹の鳥籠から主人公らに解放された女神ゼネシアは
「我が民と 大地の 現状を確かめたなら
すぐに わたくしも
ウォルドの聖簾へ 向かいましょう。」
と言い飛び去りましたが、時刻は夕暮れ時で、
ポルテの「とにかく 明日は ネーしゃまが言ってた ウォルドの聖簾ってとこに 行ってみよ!」のセリフの翌日ウォルドの聖簾へ向かいます。
ウォルドの聖簾へ主人公らが到着したのは、ゼネシアを解放した翌日です。
ここでもう一度バージョン7.4の内容に戻りますが、世界球根でのゼネシアの話によると、
・ゼネシアがロッキュネを発見し、保護
↓
・ロッキュネはほどなくして意識を取り戻す
↓
・ゼネシアはロッキュネに、故郷へ帰る手助けをする(具体的な内容は不明)
↓
・ゼネシアはキューロピアへロッキュネと共に渡る
↓
・ゼネシアはロッキュネの身体を吸収して記憶と知識を得るも、時渡りの術は得られず、どうしたものかと思案していたところに主人公が現れる
この一連の流れ、特に最初の3つは、〝バージョン7.0の、大樹の鳥籠で夕暮れ時にゼネシアと主人公らが別れ、その翌日の日中にウォルドの聖簾で合流するまで〟にこなすには時間が足りず無理そうです。
5つ目の話からすると、ゼネシアがキューロピア滞在中にまもなく主人公が到着することから、歴史改変など特殊な事情がない限りは、
バージョン7.0から7.4までのある程度幅のある期間において起きた出来事が、上記のように短い記述で説明されたと推測されます。
ここまでに得られた情報からゼネシアの足取りを推測すると、一例ですがこんな感じになるのでしょうか。
(例)7.0〜7.4のゼネシアの足どり
・(7.0大樹の鳥籠から解放後)
ロッキュネを発見し、保護(主人公に気付かれないどこかに隠す?)
↓
・ラキと戦い終えた主人公のいる聖簾へ到着
身体が弱ったせいか透き通り、姿を消す
(身体が透き通ったのは、ロッキュネに会いに行くための演技か、生命力を融通したか、幾万年も幽閉され創生のチカラが不足していたか?)
↓
・ロッキュネを介抱
↓
・ゼニスの封宮へ。聖簾へ戻ると、身体が透き通り、姿を消す(7.0終了)
↓
・ロッキュネはほどなくして意識を取り戻す
↓
・(7.1冒頭)聖簾で主人公に会う
↓
・主人公、タービア草原で航界船の残骸を発見する
↓
・(7.2〜7.3)ラキの額に印を付け交信(アストルティアを監視?)
(7.3)ラキとメレアーデが共に行ったマデ島で、キューロピアがジア・クト念晶体に侵攻されていた情報を得る?
王冠がゼニアス出立の際創造神グランゼニスからルティアナへ手渡されたことを、数万年を経た今になって知り、怒りに満ちてゆく
アンルシアの部屋でラキやグランゼニス神が話す内容から、時を巻き戻すのが倫理的にいけないことであると知った?
↓
・(7.3ラスト)アストルティアのグランゼニス神を石化
↓
・ロッキュネに、故郷へ帰る手助けを開始する(具体的な内容は不明)
↓
・キューロピアへロッキュネと共に渡る(渡航手段は不明)
↓
・(7.4)ロッキュネの身体を吸収しその記憶と知識を得るも、時渡りの術は得られず、どうしたものかと思案していたところに主人公が現れる
キューロピアに主人公より先にゼネシアがいたことをマキュリ集落の人々が誰ひとり口にしないのに少し違和感を覚えましたが、
歴史改変など特殊な事情がない限りは、マキュリ集落ではゼネシアは姿を見せないようにし、人の少ないキュロン丘陵でロッキュネに時渡りの術を会得する方法を聞き出そうとしたがはぐらかされ、やむを得ず殺害したんでしょうか。
ゼネシアは色々謎が多く残っていて、ロッキュネとの関わりのほかにも、7.0終盤ゼニスの封宮でゼネシアが目をやった燭台が直後に消えた件(ゼネシアに創失を操る力はあるのかどうか)、グランゼニス神を石化した動機、ルティアナとの不仲の真相、古・誓約の園の時代から入口にガナン帝国のガーゴイル像が置かれている件、オーブとは何か、などバージョン7.5以降に解明が待たれます。
おわり