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あらくれ毛玉男子

テロぼくめつ

[テロぼくめつ]

キャラID
: KQ311-282
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 136

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テロぼくめつの冒険日誌

2025-09-07 05:19:24.0 テーマ:シナリオ・クエスト攻略

女神ゼネシアの謎(14)【Ver7.5までのネタバレあり】

(以下バージョン7.5までのネタバレがあります。)
     
もうひとつ、「もし錬金術が関与しているなら」という仮定のもとで推論すると、
姉のテーブルの上でルティアナの神気が咲かせた花は、6枚の花びらがピンク、中央部(柱頭)が黄色ですが、
花びらの枚数・構造・配色が、兄弟姉妹が錬金術で作ったニコちゃんと同じで、
現実世界の錬金術でエリキサ(賢者の石)や、このゲームでの創生のチカラに似ている「第五元素」などの象徴表現である「太陽の花」を思い起こさせます。
ルティアナが自身の神気から花を咲かせたのは神がかり的な錬金術である可能性はあるのでしょうか。
上の2つの花に共通しているのは、器から咲いていることで、
特にルティアナの方は、神気を宿せる銀のかごが、錬金術で対象となる物質を蒸留・昇華などの過程を経させるフラスコのようにも見えますし、
現実世界の錬金術書ではフラスコの中から外へ向けて生える花の絵が多く見られます。
例えば創元社の『錬金術の歴史』第4章には5冊の錬金術書の図像の解説があり、
17世紀の作者不詳の錬金術書『神の贈り物』の解説では、フラスコから飛び出ている花は天の星々と金属の照応を表しているそうで、
「3」にまつわる図像は肉体・魂・霊や錬金術の塩・硫黄・水銀を表し双方が対応し、
「4」は四大元素や熱・冷・乾・湿、他にも「2」「5」「9」などの数の論考が載っています。

実際に錬金術を花に応用した例はゲーム中にあり、カミハルムイの桜をハネツキ博士が錬金術のテクノロジーで年中咲かせ続けています。
ただし、既に咲いた状態の花が必要であるかどうかという違いはあります。

『錬金と科学 春号』(岳都ガタラG-6民家)
「春といえば 花の季節。
 今回は エルトナ大陸 カミハルムイ城に在住の
 ハネツキ博士のスゴイ業績を 紹介しちゃうぞ。
 ハネツキ博士は 春しか咲かないはずの桜に
 錬金術で作った 特殊な灰をふりまくことで
 一年中 咲くようにしたのだ。
 この桜の木は カミハルムイ城の中庭で
 いつでも 見学することができるぞ。
 しかし いくらキレイでも 枝を折るのは厳禁だ!」

柊風社の『魔法と錬金術の百科事典』p.643-644によると、錬金術への神の関与についてこう述べられています。
「エジプト人は錬金術の基礎となる原理のひとつ(すなわち「第一質料」という原理)を開発した。世界は神の力によってプリマ・マテリア(第一質料)と呼ばれる混沌とした集合体から創造されたとするものである。万物は『融解と結合』をとおしてプリマ・マテリアに還元することができ、もっと望ましいものに変成することができる。この変成は正反対のものを結合することによって完遂される。」

青土社の『錬金術の世界』p.24、p.64などによると、現実世界の錬金術では、最初に神が世界の創造を行う際に、第一質料という神から漏れ出た(霊的な)なにかを変成(このゲームでは「変質」という表現のようです)させて世界を創り、また第一質料は愛を目覚めさせるものだそうです。
そして、四大元素(火水風土)の中に第一質料は含まれていて、錬金術師が特定の錬金操作を行うことで、
ある四大元素を別の四大元素に変換したり、四大元素の形成に関わっている第五元素を対象とする物質から抽出することもできるそうです。

話を女神姉妹のテーブルに戻すと、もしあのテーブルから姉妹の錬金術における能力の優劣の暗示が読み取れるとしたら、そして世界の創生こそが錬金術であるなら、
妹ルティアナはゼニアスにはいなかった竜族・オーガ・ウェディ・ドワーフ・エルフを、多少の参照はあるにしても、ほぼオリジナルでの創生をしたようですが、
姉ゼネシアが創生のチカラで生み出したのは、クエスト794とバージョン7.5でラキをモデルにした神獣ゼナベスティア、バージョン7.4・7.5でウパソルジャー・ゴーレム・ギガンテス、7.5ではガナン帝国ですが、
いずれも他者の模倣や息絶えた国家の再興にとどまり独創性に欠けています。
守護天使マギエルはバージョン7.1で世界の創生には愛が必要と力説していましたが、
古代ギリシアのエンペドクレスは、四大元素を〝結合〟するのが「愛」、四大元素を〝分離〟するのが「憎しみ」であると述べていたり、
16-17世紀の詩人ジョン・ダンは「愛の錬金術」という詩で、男女間の愛の難しさと、錬金術師が霊薬(上述の第五元素に近いもの)を抽出することの難しさを比べていたり、
世界の創造に愛が関与している可能性はうかがえますが、
このゲームで神々が行う世界の「創生」「創世」とは、錬金術そのものであるという可能性はあるのかどうか。
すぐに答えが出るものではなさそうで、この後も長期的に注視してよさそうに思います。



おわり
 
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