(以下バージョン7.5までのネタバレがあります。)
バージョン7.5クリア後に遊べるクエスト829「散る花 咲く花」で女神ゼネシアの部屋に入れるようになります。
写真は階段を裏側から撮影したものです。
階段の裏側を撮ったものです。
一見何でもなさそうですが、スマートフォンやタブレット端末の場合バックライトを全開にすれば、
魔物のような絵が一面に入れ子構造で無数に描かれているのがわかると思います。
女神ゼネシアや創造神グランゼニスはこの絵を認識できなかったのか、それとも特に主人公に話すほどの内容ではなかったのか。
神話時代末期のゼドラ王国にあるレオーネ像。
台座を見ると、魔物のような絵が一面に入れ子構造で無数に描かれています。
こちらはユーライザが認識できていなかったようです。
天使でも認識できない絵を描画する存在とは一体何者なんでしょうか。
バージョン1を始めた直後に、エテーネの村の主人公の家の赤いカーペットにも描かれていた「仕込まれた絵」。
バージョン7.5時点ではこの絵の存在を口にしたゲーム内のキャラクターはいなく、
画面の前の主人公の中の人が気付くかどうかという話にとどまってしまいます。
バージョン8以降で「仕込まれた絵」をめぐる世界でストーリーが展開するのかどうかもわかりません。
ただ、一見何もなさそうな箇所に特定の絵が隠されて描かれていることを気付けるかを一定の人数に試させる実験を1980年代に行った科学者がいます。
ルパート・シェルドレイクは『生命のニューサイエンス』(邦訳は工作舎)で、「形態形成場」という概念を紹介しています。
ある形の記録が形態形成場に残ると、その形は時空を超えて反映されることがあるというものです。
この説がこのゲームに使えるかどうかは現時点では全くわかりませんが、ただ、 レオーネ像の下に描かれている動物ぽい絵は、
偽メルサンディ村のザンクローネ像のマントの内側にも似たような絵が描かれていたり、ランガーオ山地の雪山の表面にも動物ぽい仕込まれた絵が描かれています。
絵の描き手は現地に直接描きに来るには、時代も地域もバラバラで、心域や偽世界や現実世界の全てを行き来可能な知的生命体は誰なのか、いや存在するのかどうかもわからないです。
女神ゼネシアの部屋にしても、ゼニスの封宮にしても、封印が施されて通常では入れない場所に仕込まれた絵があちこちに描かれているのはなぜなのか。
アストルティアにも、ゼニアスにも、キューロピアにも、似たような仕込まれた絵が描かれているのはなぜなのか。
宇宙船アルウェーンの外の、宇宙空間にある左右に流れるガスのような箇所にも仕込まれた絵は描かれています。
描き手の目的は何なのか。
10数年間に渡り開発者に仕込まれ続けた無数の絵がストーリーで解明される日は来るのでしょうか。
おわり