テロぼくめつの冒険日誌

（以下バージョン7.5までのネタバレがあります。）



7.6のストーリーについて、現時点で発表されている情報やゲーム内で気になった点から妄想してみたいと思います。
7.6のふたを開けてみないとわからないことだらけなので〝妄想〟です。


Vジャンプと先日放送されたDQXTVに、同じイメージアートが公開されました。
虹色の渦を有する紫色の木の根っこのようなものが宙に浮かび、
その下には岳都ガタラと思しき場所が水没または凍結したような絵が描かれています。
ガタラ側に主人公の影絵も描かれていて、立ててはいます。
氷というと、パニガルムのボス冥氷竜ジェロドーラのまめちしきに「ゆりかごの猛吹雪の記憶が元だろうか」とあります。
ゼニアスの一部地域は海面などが凍った跡がありますが、疑問なのは、
かつてジア・クト念晶体は結晶化による侵略を行ったものの、氷結化のテクノロジーを持っていたのかどうか。
結晶化に伴う気候変動で氷結化が進んでしまったのか、それともジア・クトの侵攻に紛れて第三者が手出しをしたのか。


創失を招くものがサザミレ海岸の沖の孤島に建てた塔の模様は、天星郷のピラーと同じもののようでした。
創失を招くものと天星郷の関連の有無は現時点ではわかりません。
天星郷というと、バージョン6で歴史改変や記憶違いといった、バージョン7の創失に伴うそれらと似た現象が多く発生していました。
天使長ミトラーは6.3で「たとえ　我が身が　朽ち果てようとも　この世界を　大切な者たちを守るため　戦おう」と宣言したばかりだったのに、
6.5では「潜入には　参加しない」と魔眼の月への参戦を不自然に拒みました。
6.5前期でアシュレイ死亡後に思い出を語るドルタムは、トランプの大富豪で「アシュレイさん　負けてばかりだったなぁ……」と話すのですが、
その後演じられた拾遺譚ではカブが「また　負けちまったぁ！」と3連敗していて、ドルタムの記憶が変わってしまっているようでした。
バージョン8のサブタイトルに「時空」という言葉が入っていますが、関連の有無は現時点でわからないものの、
6.2で悪神アシュレイ・レオーネとの決戦前に天星郷の天使グスターがこう話していました。

「現在のフォーリオンは　非常時だ。
　精鋭部隊が　出撃したのは　いつ以来であろう。
　ん？　そういえば　そなたが天星郷に
　接近してきた時も　精鋭が　迎撃に出たか。
　……意外と　最近の出来事であったな。」

歴史改変ではなく記憶違いにとどまっていて自力でそれを修正できていましたが、
時差ボケのような記憶違いを引き起こした原因は何だったのか。
7.2で創失を招くものが断罪の剣の記憶の世界を無理やりこじ開けたことで、
グランゼニス神は「時間の流れが　不安定になっているのを感じる」「時間の流れに　ゆがみが生じ　何日か　経過してしまった」とも推測していましたが、
時間の歪みは天使グスターの記憶違いと関連はあるのかないのか。
創失を招くものが沖の孤島に塔を建てたのは、天星郷にこだわる動機があるからなのか、創失を世界中に起こす手段としてたまたま使っただけなのか。


バカンウグレ遺跡に転送装置が現れたのはジア・レド・ゲノス討伐後の6.5終了直後でしたが、
誰が転送装置を置き、ゼニアスとの行き来ができる転送の設定を行ったのか。
6.5ラストのバカンウグレ遺跡のポルテは、創失を招くものだったのかどうか。
ただ、創失を招くものはゼニアスに対し関心は薄そうで、あくまでアストルティア全体を創失させたいと主張しています。

そして、創失を発生させる主体により設定できる創失の射程距離はどうなっているのか。
7.0・7.2では主人公が立ち寄った場所で立て続けに創失が起きていて、
結局これらの創失は誰がどこから発生させたのか謎のままで、
創造神グランゼニス亡き後は沖の孤島の塔が創失を発生させていて、これはゼニアス由来ではないようです。
7.5の終盤でゼネシアは王冠と王笏を創失させましたが、この創失の能力はいつから持っていたのか。

そして甚だしい妄想になりますが、不思議の魔塔1階の本には「生命を創りだす　神のみわざ」を「究極の錬金術」と書いていて、
ゼネシアがガナン帝国を復活させたり、ルティアナがアストルティアを創生したりクエスト829で花を咲かせたり、7.0終盤でゼニスの封宮でゼネシアが目をやった直後に消えた燭台を7.1ラストで創造神グランゼニスが復活させたような描写といった、一連の創生の行いは、錬金術と言っていいのかどうか。
すると、創失も広義の錬金術になるのかどうか。いずれも創生のチカラが関わっていますが、妄想止まりです。


疑問が非常に多いんですが、7.6（前期）でどこまで疑問が解けるか楽しみです。



おわり