(以下バージョン7.5までのネタバレがあります。)
6000年前に、二代目王者ハクオウが災厄の王に敗北を喫し、世界は一度崩壊しました。
その時、五種族の各100人を大地の箱舟に乗せて救うという「ゴフェル計画」が発動されました。
「大地の箱舟に乗せて救う」は公式本の『アストルティア創世記』p.006の記述をそのまま書き写したのですが、
「ゴフェル」という言葉の参照元と思しき旧約聖書の創世記と比べると、もやもやが心に残ってしまい、少し書いてみます。
旧約聖書の創世記6〜10章では、神は、人間の悪いところに心を痛め、人間を作ったことを悔いて、洪水を引き起こすことで人間を滅ぼそうとします。
しかし、人間のノアとその子供らは神が見逃すことになり、神はノアにこう命じます。
「ゴフェルの木で箱舟を造り、箱舟の中に部屋をもうけ、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい」
アスファルトは舟の素材であるゴフェル(恐らく何かの木材)が浸水しないように、防水加工をする目的が神にはあったようです。
東北大学出版会の『聖書の鉱物誌』(著者は鉱物鉱床の専門家)所収の「アスファルトにまつわる物語」によると、
原油が地中から地表へ流出し、酸化し、重い成分になったものを「天然アスファルト」と定義し、ノアの作った箱舟に塗られたのは防水用の天然アスファルトとし、
聖書に出てくるアスファルトはすべて天然アスファルトで、当時は防水剤や接着剤の用途があったと論じています。
また、この箱舟の寸法まで神は指示し、メートル換算で全長135m、幅22.5m、高さ13.5mで、1•2•3階の構造で作るようノアに求めます。
こうしたゴフェル木材を防水加工したことや船の具体的な構造を旧約聖書で見た上でゲームに戻ると、大地の箱舟ではあまりピンと来なく、
ここから完全に妄想ですがむしろコニウェア平原にある難破船のほうが、具体的に防水の意味は出ますし、
何隻かある船の最も大きなものは、3階と思しき場所があります(移動はできません)。
難破船の横に沿ってキャラクターを縦に移動させると端から端まで30秒台前半くらい?、
幅は2階部分を端から端まで11秒くらい?
フィールドの移動速度は6m/秒だそうなので、ノアの箱舟より難破船は大きめな感じはあります。
高さはよくわかりません。
今このタイミングでこの日誌で妄想を書いたのは、バージョン6以降で歴史改変だけではなく、時間の乱れや記憶違いといった具体例が次々と出てきていて、
バージョン8のサブタイトルに「時空」という言葉も入っていて、自然と妄想しただけで、今まで書いた日誌の中で特に信ぴょう性が低いです。
おわり