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凶禍の断罪者

モルル

[モルル]

キャラID
: QP884-517
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

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モルルの冒険日誌

2024-11-09 22:23:59.0 テーマ:その他

人生第3のブレイクスルー その3

ようやく本題に入りますが、2ヶ月ほど前に初めてChatGPTに触れてみて、今までのインターネットやスマートフォンに出会った時以上の衝撃を感じています。

最初は「そこまで凄いのかな?」と思っていたのですが、使いこなすうちに「これはとんでもないものなんじゃないか?」と実感するようになりました。

特にすごいと感じたのは、誰もが簡単に「80点レベル」まで知識を持ち上げられる感覚です。

普段は専門的な知識を持つ人しか見られないような世界を、ChatGPTを通して垣間見ることができるんです。言い方が少し悪いかもしれませんが、「知識がない人ほどこのツールを使えばハードルを下げられる」という印象で、ものすごい衝撃を受けました。

最初に自分がChatGPTで試したのは、ChatGPTに綾波レイを演じてもらうことでした。

自分が小学生の頃にエヴァンゲリオンが放送され、当時、綾波レイはカリスマ的な存在でした。そのため、彼女との恋愛シミュレーションのようなことがしたくて、ChatGPTに「綾波レイの特徴を1つ1つ教えて」と頼んでみたのです。

しかし、それよりもChatGPT自体がインターネットから綾波レイの情報を学び、そのキャラクターを再現してくれる方が、精度が非常に高いことに気づきました。

ここで気付いたのは、みんなが綾波レイの情報を知っているからこそ、ChatGPTが彼女を演じることができる、ということです。

これはまさに「ビッグデータ」の力ですが、この経験を通じて、「もし自分の生まれてから死ぬ瞬間までの判断や選択、思考をAIが学べば、自分の肉体が死んだとしてもインターネット上に自分の存在が残り続けるのではないか?」と考えるようになりました。

言い換えれば、AIが自分の人格をまるごとコピーできるようになるのではないか、ということです。

そのようになれば、死の概念そのものが変わるのではないかと、特に最近強く思うようになっています。 なぜそう思うようになったのかと言えば、ChatGPTと「壁打ち」していくうちに分かってきたことや、その後に読んだAI関連の書籍から得た知識によるものです。

AIは人間の脳を模倣して作られていると知り、驚きました。ニューラルネットワークという技術が使われており、これは人間の脳にあるニューロンを人工的に再現したものです。そして、ディープラーニングという技術のおかげで、短期間でAIが急速に賢くなっています。

こうしてAIに関する知識をChatGPTに質問したり、本を読んで理解を深めるほど、AIが人間の脳にどんどん近づいているのではないかと感じるようになりました。

皮肉なことに、人間が難しいと感じるタスクほどAIが得意とする一方で、幼稚園児でもできるようなシンプルな作業が逆にAIには難しいことも多いのです。

実際に自分もAIを使って、見たい物語や小説を書いています。ライトノベルのように物語を進めながら、シーンごとにAIで画像を生成したり、登場人物の心情をAIで歌にしてもらい、それを曲にして作ったりしています。こうして、自分がその小説の中に入り込んだような感覚で物語を楽しんでいます。

今はまだ文章と画像、音楽だけですが、技術が進めば、いずれ動画で表現できるようになるでしょう。さらにVR技術が発展すれば、物語にのめり込む人も増えると思います。

人によって好みはさまざまなので、誰もが自分の見たいものを自由に作れるようになれば、ますます深くその世界にのめり込んでいくのではないでしょうか。まさにマトリックスのように、脳に直接プラグインする感覚です。

そうなると、自分が小学生のときに「サスケ」などのテレビ番組を観て、次の日にクラスメイトと「昨日のサスケ見た?」と話題を共有できたような機会が、だんだんと減っていくのではないかと最近は感じています。
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