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妖精図書館の司書

フタバ

[フタバ]

キャラID
: TT500-242
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 133

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フタバの冒険日誌

2022-03-09 12:55:48.0 テーマ:その他

3月9日

かつてレミオロメンの曲でそんなタイトルがあり、卒業シーズンの定番となっていたけど、今の若い子たちは知るまい。

中学、或いは高校卒業から何年経ったのかは聞かないで欲しいが、今となっては懐かしい。

懐かしいついでに、少し昔話を。

小学生から始めたギターだが、高校生になるまでバンドを組んだことはなかった。

更に言えば、高1の時に軽音楽部に入り、ベースやってた1つ上の先輩と意気投合したがドラムが見つからなく、私が2年生になった時に新入生で入ってきた子をスカウトして遂にバンド結成となった。

バンドとしての活動が出来たのは先輩が卒業する1年間だけだったけど、その時の仲間は今でも繋がっている。

周りの連中はカバー曲ばかりやってて、悪いとは言わないけどカバーだけやってて楽しいのか?と斜に構えていた。

先輩との初対面は最悪だった。

窓側に座ってヘッドホンを付けて1人スラップベースを弾いていた所に声を掛けに行くと、

「何、お前? 邪魔しないでくれる?」

みたいなこと言われて感じ悪い人だな、絶対仲良くなれないと思った(笑)

でも何か悔しくて、窓側のその先輩が陣取ってるすぐ近くで毎日ヘッドホン付けてギター弾いてたらいつの間にか仲良くなってたっていう不思議な話。

結局ドラムは見つからなくて、お互いのヘッドホンを交換してのセッションとかシュールなことをやってたのが懐かしい。

ドラムの子が入ってきたときのことって、あんまり覚えてなくてちょっと可哀想だけど仕方ない。

高校2年の3月9日、先輩が卒業してしまうということで誰もいない第2音楽室に先輩を呼び出した。顧問の先生に許可を取って鍵を借りているのは言うまでもないが。

アコギでレミオロメンの3月9日を弾き語りしたけど、サビの途中で泣いて歌えなくなって、『私が歌ってやるからそのままギター弾いてろ』って言われて鼻水を垂らしながらレミオロメンの曲を弾くという、完全に黒歴史を残してしまった。

今でも、何年かおきに、ホント忘れた頃の3月9日になると先輩からラインが来て、レミオ弾いてくれる?って嫌がらせが来るのはまた、別の話(笑)
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