私の感想はネタバレあるから嫌な人はやめといたほうがいいかも。
まず初めに、これだけは言っておくけどめちゃめちゃ面白かったっ!
発売日からすぐの土日なんて2日で20時間は超えるくらい遊んだと思う。
もうこれでもかってくらい色んな要素が詰め込まれて桐生一馬の物語の集大成と言える。
あ、割と序盤で明かされるしトレーラーでも言ってるからこれはネタバレにはならないことだけど、桐生一馬が末期の癌になってるのよ!
ここはセガさん、我々にも驚かせる意味で情報は伏せておいて欲しかったな。
とまぁ、今までどんな窮地にもカラダひとつで解決してきた桐生一馬も病気には勝てないのか、最後はどんな結末が待っているのか!
って感じで物語が進んでいく。
主人公は2人で、7の主人公である春日一番と、1から6まで歴代主人公を努めた桐生一馬だ。
最初はハワイで合流、その後それぞれ、ハワイと日本で同時に話が進んでいく。
正確には、章ごとに交代って感じだ。
ここで少し困った事が起こり、久しぶりに桐生一馬が主人公ということが嬉しすぎて、時間の使い方が桐生一馬を操作してるときのほうが多く、その分レベルが上がっていた。
春日一番が嫌いなわけじゃない、桐生一馬の魅力が勝ち過ぎているのが問題だ。
ボス戦は桐生一馬のパーティはレベルが上がり過ぎていて楽勝になるし、春日一番はレベルが足りなくて毎回死ぬ思いをして、というか何度か全滅もしながら進めていった。
春日一番をレベル上げしたのは最終章に入ってからだつたかな。
まぁ、龍が如くの歴代ファンからすると桐生一馬への思い入れが違うのよ。
ここまでネタバレというネタバレは殆んどしてないし、ストーリーには一切触れてない。
章タイトルの話をしようかな。
第1章、白日。
白日?
パーティメンバーにKing Gnuの井口理がいたから粋な計らいだなと思った。
第2章、異邦人。
おっと?
曲は知らないけど昭和歌謡にあったよね、そんな歌などと思いながら進めいくと、
第3章、また逢う日まで。
これ章タイトルが歌の名前に統一してること確定だねと思った瞬間だ。
2人で~ナントカナントカ~って感じの歌だよね。
その後も、イミテーションゴールド、魅せられて、慟哭、美しく燃える森ときて、
第8章、リライト。
アジカン来ました!
あ、勿論歌は流れないんだけどタイトル見たときはテンション上がったな~。
ちなみに、8章で桐生一馬の体調が急変し、日本に帰国することになる。
仲間からは静養するよう言われるが、どうもだまっていられないのが桐生一馬。
苦肉の策として、死ぬ前にやり残したことを書き記すエンディングノートを提案される。
今まで自分のためには時間を使ってこなかった桐生一馬が人生を振り返り、少しずつやりたいことをやっていく内に力が戻っていく。
そこはゲーム的な展開なのでツッコミ無用。
一度は死んだ人間として陽の目を見ることなく、大道寺一派として人知れず誰かを救ってきた桐生一馬が自分のために何かをする。
この物語の転換期に章タイトルでリライトを持ってくるあたりスタッフの本気度が伺える。
この後もタイトルは曲目となっていて、うそ、嵐の素顔、祭りのあと、粉雪、つぐない、ときて、
最終章、ありあまる富。
なんと、エンディングでは椎名林檎の歌声が流れる中カットシーンが入る。
なんていうか、成田凌の演技は微妙だったけど、それを超える演出の強さで涙が止まらなくなるいいシーンだった。
最後に、龍が如く8について結論として、当たり前だが過去作を遊んでいる方が楽しめる。
勿論、過去作を遊んでなくても今作だけで主要キャラクターの人となりが分かるとは思う。
最低でも7は遊んでからやるのがベターで、最大限楽しなら1から7まで遊んだ上でやるのがベストかな。
とはいえ、今更1とかやるのは正直言ってキツイ。
なので、私は別に誰かにこれ面白いからやりなよと勧めたりはしない。
過去作ファンなら楽しめるし、にわかで8だけやるもよし。
遊び方は人それぞれってもんだから。
1番ダメなのは、にわかを小馬鹿にする古参。
そうなっちゃおしまいよ、ね(笑)
書き始める前はネタバレとかしまくって直接的な感想になる予定だったけど、思いのほかネタバレ少なくて笑うわな。
ではまた別のゲームの感想で会おうぜ、相棒!