どうも、結局1週間遅れで概要調書を提出したラピートです(ノ∀`)
来年からはもう少し頑張ります(;´Д`)
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さて、今週末は大富豪のプレイヤーイベントに2つ参加してきました。
1つは毎週恒例のアフター大富豪、もう1つは大富豪ルームの大会です。
結果から先に言うと、両方とも3着でした。
これで、次走も3着なら「アストルティアのナイスネイチャ」を自称できますが、当然ながら次走は(というか毎回)優勝を狙っています。
そして、この2つの3着は展開までそっくりでした。
・最終戦オーラスで大富豪
・都落ちすると3着に転落
・配牌で和了り目なし
・自分の差し込みで決着
基本的に、大富豪は和了を目指すトランプゲームです。
ましてや、優勝に価値がある大会となれば、通常は自分が和了に向かわない打ち回しは行うべきではありません。
しかし、この2回は両方とも「自分が和了に向かわない打牌」を行っています。
何故、自分の和了を放棄した打牌をしたのか?
それは、その方が自分の最終順位が高くなる可能性が上がったからです。
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【土曜日のアフター大富豪】
この時は、上家(貧民)以外の3人が90Pで並んでいました。
そして、私が大富豪で対面が大貧民でした。
ルールの都合上、貧民や大貧民による逆転が発生しやすく、このオーラスも上家の貧民がかなり積極的に攻めてきていました。
そして、残り枚数が短くなり、ここで上家に番手を取られるとほぼ和了という状態まで進んでしまいました。
ここで、得点状況を整理します。
私が都落ちすると、90Pで並んでいる3人の中で順位が最も低くなる事は確定です。
そうなると、総合順位で3位になる事が確定しそうですが、実は例外が1つだけあります。
それは、貧民に都落ちさせられる事です。
この場合、貧民が逆転トップになりますから、自動的に私はラスに転落してしまいます。
という事で、私のやる事は決まりました。
「自分の和了を捨ててでも上家を潰す」
そして、上家の出した場札を2や8で切り飛ばし、台札には弱いカードを置きました。
5スキップのあるルールだったので、敢えてペアで持っていた5を1枚だけ出すなんて事もやっています。
これは、5ペアで上家に手番を回してしまうと、8斬りからそのまま和了り切られてしまう可能性があったからです。
この辺の画策が功を奏したのか、無事に下家が和了りきってくれて、私は3位を確保したのでした。
上家のスタッフさん(本走)には可哀想な事をしましたが、これも勝負事です。
【日曜日のルーム大会】
この時は、自分が下家のトップ目と10P差の2着でした。
ラス前でトップ目の大富豪を都落ちさせましたが、連荘しないとトップにはなれません。
そして、富豪や貧民に都落ちさせられると、その時点で3着に転落します。
しかし、配牌が厳しく自分の和了り目はほぼありませんでした。
そこで、次善策として下家の大貧民に和了ってもらう事にしました。
これならば、自分が都落ちしても2位は確保できるからです。
例によって、対面や上家の出したカードは2や8で切り飛ばし、台札に3や9といった弱めのカードを置いていきました。
これを下家が上手く拾ってくれて、思惑通り都落ちしながらも2位を確保できました。
下家は下家で「トップなら優勝」という条件がありましたから、ここで利害関係が一致した感じです。
対面さんや上家さんには納得いかない結果でしょうが、これも条件戦です。
なお、他卓でポイントを伸ばした人がいたので、総合2位は逃しましたけどね⊂⌒~⊃。Д。)⊃
どちらの差し込みも、結果的には「勝者を敗者が作る」事になりました。
自分の順位だけを意識していればいい立場ならこれでいいんでしょうが、仮にオンライン配信等で自分の大富豪を他人に見せる立場だったらとなると、その是非は少し考える必要があります。
この「勝者を敗者が作る」という発言の元ネタは、日本プロ麻雀連盟の森山茂和会長です。
森山プロの暴言-ブラック麻雀
https://umaimahjong.onasake.com/renmei/moriyama4.html
そして、最近でもMリーグ2020ファイナル最終戦での村上淳選手の打ち回しが物議を醸しています。
ファイナル南3局問題を振り返る。|ウヒョ助|note
https://note.com/uhyoneko/n/n4c9e69882465
自分の利益だけを最大化すればいいというのは、アマチュアだからこそ許される話です。
今後、大富豪界隈で一廉の人物になろうとするのであれば、対局者や観戦者にどう見られるのかを意識する必要がありそうです。