どうも、久し振りにスーパースターで試練の門に行ってきたラピートです。
結局、Lv120カンストもメタキンなしで達成してしまいました。
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さて、今回は私が犯した痛恨のミスについてです。
オーラスを迎えて、4人の得点状況は以下の通りでした。
私:70pt(貧民→貧民→富豪)
下家:110pt(大富豪→大富豪→大貧民)
対面:40pt(大貧民→大貧民→貧民)
上家:110pt(富豪→富豪→大富豪)
序盤は貧民で凌ぐのが精一杯でしたが、ラス前で富豪に上がって逆転の目も見えてきました。
一方で、自分が大富豪にならないと2位にすら届きませんから、かなり積極的に攻めていく必要があります。
ここで、各人の条件整理してみます。
【私(富豪)の条件】
トップ:自分が和了して大富豪になる
3位:大貧民の和了による都落ちを発生させない
※2位にならない事は確定
【下家(大貧民)の条件】
単独トップ:自分又は大貧民の和了による都落ち
同点トップ:富豪の和了による都落ち発生時の貧民への先着
※2位以上になれる事は確定
【対面(大貧民)の条件】
3位:自分が和了して大富豪になる
※2位以上になれない事は確定
【上家(大富豪)の条件】
トップ:自分の和了
2位:富豪の和了による都落ちの阻止
※3位以上になれる事は確定
大富豪がトップを取るには連荘が必須条件になりますから、私だけでなく大富豪も前のめりになります。
また、貧民もラス回避には自力での都落ち発生が絶対条件ですから、これまた前のめりになります。
一方で、大貧民は連荘さえ止めれば大体トップですから、基本的には都落ち発生のアシストに回る事になります。
要するに、先行策に出る3人と後方に控える1人とに分かれる事になります。
後がない貧民が大逃げを打ち、数しばやQボンバーを活用して早速残り2枚まで進みました。
5の対子をパスした所から見て、大貧民の手牌は8と何かであると読めます。
この時点で、既にスペ3は場に出ており、Qと2はQボンバーで爆破済みでした。
一方で、8やジョーカーはまだ場に出ていません。
そして、私の手牌は「7799AA」と対子が3組でした。
スペ3返しを考えなくていい場況なので、シングルで出したカードは確実に大富豪がジョーカーで返します。
その為、そこそこ強いカードが出たからといって、安易にAは出せません。
この場況を理解してか、大富豪は台札に9以上のシングルだけ置き続けています。
私も、大富豪の思惑が読めていたので、只管パスを繰り返します。
いよいよ、大富豪に和了り筋が見えたのか、44+ジョーカーを場に出してきました。
私は暗刻を出せないのでパスするしかありませんが、取り敢えずこのまま大富豪が和了ってくれれば3位は安堵されます。
……と、ここまでお読みの皆様なら、私がある重大な見落としをしている事にお気付きでしょう。
大貧民が、満を持して8の暗刻で斬り飛ばしました。
そして、3を1枚だけ台札に置き、それを貧民が8で斬って和了って行きました。
私は、大貧民が8の暗刻を出した時に全ての過ちに気付き、そして天を仰ぎました。
そして、全ての仕事を終えた大貧民は、余裕の投了でした。
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今回の敗因は、私が大貧民から貧民への差し込みを全く意識していなかった事です。
そして、これは上記の条件をネガティブリストに反転させれば簡単に想像できる事でした。
【私(富豪)の条件】
ラス落ち:貧民の和了による都落ち発生
【下家(大貧民)の条件】
2位落ち:大富豪の連荘or富豪の和了による都落ち発生時の貧民の先着
【対面(大貧民)の条件】
ラス確定:自力での都落ちの不発
【上家(大富豪)の条件】
3位落ち:富豪の和了
私の和了による都落ちを阻止すれば、110pt持ちの2人は着順を落とさなくて済みます。
そして、大貧民にとっては、貧民による都落ち発生のアシストが成功すれば、その時点で自分の単独トップが確定します。
つまり、このオーラスで発生している「3vs1の構図」は、「先行3人vs後方待機1人」ではなく、「私vs私以外」だったという事です。
そして、自分の手牌に8が1枚もない以上、最低でも1枚は大貧民の手牌に8があるものと考えるべきです。
場合によっては、大貧民が8を3枚持っている可能性がある事も、また当然に考慮しておくべきです。
私は、こういう基本的な立ち回りを完全に怠っていました。
無理してでも大富豪にジョーカーを出させておけばこの結果はなかっただけに、私のボーンヘッドは大いに批判されるべきです。
やはり、こういう基本の出来不出来が、段位戦ポイントに現れるんでしょうね。