どうも、結局8月中は夏休みを取得できなかったラピートです(´・ω・`)
年次有給休暇みたいに翌年へキャリーオーバーできないんですかね(;´Д`)
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さて、魔勇者杯も終わったので、ここで3ゲーム制ならではの条件戦について振り返ってみます。
以下に記す内容は、今回の魔勇者杯で上位に入った人なら自然と意識していた事でしょう。
【1:ラス回避する為の最低得点】
今回の魔勇者杯は、普段の段位戦では見られない3ゲーム制でした。
Ver5.5後期アップデートにより、3ゲーム制の3ゲーム目は大富豪の順位点が70ptになりましたから、3ゲームでの4人の得点の合計は350ptになります。
例によって、ラス以外なら決定戦ポイントはプラスになりますから、如何にラス回避を確保するかというのが重要です。
では、ラス回避の為には最低何pt獲得すればいいのでしょうか。
単純計算だと、350÷4=87.5ですから「90pt以上」という事になりそうですが、正解は90ptではなく80ptです。
仮に、80ptでラスになったとすると、残り3人は全員90ptになります。
3ゲーム目で大富豪になると70pt獲得できますから、その人は1ゲーム目・2ゲーム目とも大貧民だったという事です。
これは即ち、2ゲーム目には都落ちが発生していないという事になります。
すると、1ゲーム目で大富豪だった人は2ゲーム目も大富豪になっているはずなので、その時点でこの人の得点は最低でも110pt以上ある事になってしまいます。
つまり、「3人が90ptで同点トップ」という事はあり得ないという事です。
これにより、80ptでラスになるという事もあり得なくなりますから、ラスになる可能性があるのは70pt以下という事になります。
【2:最初に大富豪になったらラス回避確定】
上記を踏まえて、70ptでラスになる条件を色々と考える訳ですが、ここで「大富豪→大貧民→大貧民」となった人がラスになる可能性があるかを考えてみます。
結論から言うと、こういう順位変動だと最低でも3位には入れる為、ラスになる事はあり得ません。
「大富豪→大貧民→大貧民」というのは、同時に「3ゲーム目には都落ちが発生していない」という事です。
つまり、2ゲーム目の大富豪がそのまま3ゲーム目も大富豪になっているという事であり、この時点で最低でも130pt(大貧民→大富豪→大富豪)以上は獲得しています。
すると、残り2人の得点の合計は最高でも150ptです。
※350-(70+130)=150
即ち、残り2人の内どちらか1人は70pt以下という事になりますから、最悪でも同点3着にはなれるという事です。
だからこそ、今回の魔勇者杯では普段よりも1ゲーム目で大富豪を取る価値が大きく、それだけ前のめりに攻める意味もあったという事です。
【3:連荘で迎えたオーラスでの立ち回り】
3ゲーム制で1ゲーム目・2ゲーム目と連荘した場合、4人の得点は以下の何れかになります。
(1)全員の順位がそのまま
トップ目:100pt(大富豪)
2着目:60pt(富豪)
3着目:40pt(貧民)
ラス目:20pt(大貧民)
(2)富豪・貧民が入れ替わる
トップ目:100pt(大富豪)
2着目:50pt×2名(富豪・貧民)
ラス目:20pt(大貧民)
(3)貧民・大貧民が入れ替わる
トップ目:100pt(大富豪)
2着目:60pt(富豪)
3着目:30pt×2名(貧民・大貧民)
(4)富豪・大貧民が入れ替わる
トップ目:100pt(大富豪)
2着目:40pt×3名(富豪・貧民・大貧民)
※この時点で大富豪はトップ確定
(5)貧民・大貧民が上にスライド
トップ目:100pt(大富豪)
2着目:50pt(富豪)
3着目:40pt(大貧民)
ラス目:30pt(貧民)
(6)富豪・貧民が下にスライド
トップ目:100pt(大富豪)
2着目:50pt(貧民)
3着目:40pt(富豪)
ラス目:30pt(大貧民)
上記の何れの場合においても、大富豪は40pt以下の人には差し込める(都落ちしてもトップ維持)というのがミソで、実際に上位ランクイン者がこの差し込みを上手く活用して貧民や大貧民に和了らせているのはよく見掛けました。
特に、(6)のパターンだと大富豪が何もしなければ普通は富豪が和了りますので、楽にトップを取れる事になります。
余裕がある時は、積極的に(2)や(6)になる展開を作りに行くべきでしたし、それが実践できていた人はきちんとランキング上位に入っています。
他にも色々あるのですが、そろそろ字数制限に引っ掛かりますね(;´∀`)