どうも、久し振りに「インする前に寝落ち」してしまったラピートです⊂⌒~⊃。Д。)⊃
食べて直ぐ寝ると牛になるというのは本当ですね(;´∀`)
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さて、魔勇者杯も終わって漸くQボンバーやなかまカードの恐怖から解放された訳ですが、今回は魔勇者杯で私が実際に遭遇した事例をご紹介します。
貧民→富豪と1つ順位を上げて臨んだオーラス、4人の得点状況はこうなっていました。
・私:50pt(貧民→富豪)
・下家:20pt(大貧民→大貧民)
・対面:100pt(大富豪→大富豪)
・上家:50pt(富豪→貧民)
貧民からジョーカーが納品されましたが、これは1巡目のQボンバーで爆破される運命なので存在しないものとみなします。
それでも、元々の配牌でKA2が対子で入ったので、大富豪を上手く逃がせば2位は十分に狙えます。
あとは、大貧民の下剋上だけ気を付ければいい訳ですが……
下家が初手でQの暗刻を打ってきました。
ジョーカー被爆は想定の範囲内だったのですが、残り2つは5・9でした。
しかも、下家の手札には5も9もありません。
果たして、この打ち方は一体……(;´Д`)
場が流れた直後、下家になかまカードが発動しました。
そして、うれしそうに手札に飛び込んだ直後、謎は全て解けました。
下家が6789で階段革命を打ってきました。
そして、4の対子→3の暗刻→8斬りで和了り、土壇場からの2位浮上です。
こうなると、下のカードが薄かった私はほぼ死亡です。
KA2の対子がネックになり、ローカードの対子がなかった事も災いして、見事に貧民に和了られてしまいました。
こんな形でラスを引かされる事もあるものなんですね。
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今回の下家の勝因は、Qが配牌で3枚あった事だけではなく、そのQ暗刻との心中作戦が成功した事です。
というのも、この作戦が成功する為には、以下の4つの条件をクリアしなければならないからです。
(1)初手のQ暗刻がKA2の暗刻で返されない(対子+ジョーカーは初手ジョーカー爆破で排除)。
(2)Q暗刻で番手を取った瞬間になかまカードが発動する。
(3)なかまカードで自分が持っているスートの5若しくは9又はジョーカーをツモる。
(4)4の対子を打った後に3を持っている人へなかまカードでジョーカーが行かない。
特に難しいのは(2)及び(3)で、これをピンポイントで発動させないと配牌にあった678の順子で階段革命を起こせません。
しかし、確率がゼロではない以上、それを信じて打つというのは1つの戦略ですし、それを成功させて奇跡のラス回避に成功した下家の信念には敬意を表すべきです。
一般的に、Qボンバーの使い方は「相手の役モノを爆破する」か「自分の不要牌を爆破する」かで、序盤であれば前者、終盤であれば後者が選択されがちです。
しかし、今回の決定戦ではなかまカードと組み合わせる事により、「自分の必要牌を強奪する」という第三の使い方が生まれました。
勿論、いつもいつでもうまくゆくなんて保証はどこにもないけど(そりゃそうじゃ!)、大富豪にならなければラス確定という場面では選択肢の1つに入るのかも知れません。
そして、反省すべきはやはり私の立ち回りです。
今回の場合、オーラスはほぼ不可抗力(貧民から弱いカードを召し上げる方法がない為)、ラス前も最善手を打っての着順上げですから、やはり1ゲーム目で貧民になった事が問題です。
或いは、ラス前で上家を大貧民に沈める打ち方ができなかったのかについても、反省の必要があります。
勿論、「こんな負け方はツキがなかったと思って諦めるしかない」という考え方もあります。
実際、今回の決定戦で上位にランクインしている人でも、そういう割り切り方をする人はいるでしょう。
しかし、運不運を口にしていいのは、その前に自分がやるべき事を全てやっている人だけです。
果たして、ラス前までの立ち回りで私が「やるべき事」を全てやっていたかとなると、疑問しか残りません。
「人事を尽くして天命を待つ」と言えるようになるまで、先ずは自分自身の打ち回しの精度を上げていく必要があります。
やるべき事を全てやり尽くして、私も「ツイてなかった」と言えるようになりたいものです。