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さくら

ミヒコ

[ミヒコ]

キャラID
: XA987-371
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ミヒコの冒険日誌

2023-03-07 11:03:30.0 テーマ:その他

【閲覧注意】SとMの物語(前編)【時間泥棒日誌】

Sという名前のフレが居た。
僕は、その人が好きだった。


僕が本当の初心者だった頃、初めてちゃんと入ったチームでSと出会った。
チームメンバーリストの僕の1つ下にはSの名前。
僕達は同期ってやつだった。

Sも完全な初心者で、始めたばかりのゲームが楽しくて仕方が無いといった勢いで強くなる。
僕もネトゲは心得があったしドラクエは全ナンバープレイ済み。
負けず嫌いな僕はSを勝手にライバル認定して、日々ステータスアップに励んだ。

しかしSのゲームセンスは凄かった。
あっという間にレベリングを終わらせ、立ち回りを理詰めを含めて完璧にこなしてみせた。
ヒーラー専で皆から重宝されリーダーも明らかにSがお気に入り。

僕は猛烈に嫉妬した。
僕だって努力してる。
きっとSより頑張ってる。
でも、何をやってもSには勝てない気がした。


そんな始まりだったけど僕達はとても仲良くなった。後で聞けばSも僕を大変意識していて負けないように頑張っていたと言う。
似た者同士通じるものがある様で僕達は互いを認め合っていた。


Sの仕事は時間の変動が全く無いようだった。
毎日決まった時間にSはログインしてくる。

僕はSがなんて言葉でインの挨拶をするか知っていた。
誰かの発言に対してSがなんて返事するかも、凡そ分かる。
それはSも同じようで、僕がこれから言おうとしている言葉を一語一句間違わず先にチャットしてしまう。
ほぼ同時に同じ台詞をチャットして、新人さんに2垢ですか?wと言われたりして。
2人でクスクス笑い合ったものだ。

僕らは固定では無かったけどチーム内ではかなり安定した中堅を張るようになっていた。


ある日事件が起きた。
チームリーダーがチムメンの1人と駆け落ちして消え、それにショックを受けたサブリもインしなくなってしまった、アレだ。
(過去の日誌で書きましたね、消しちゃったけど)

流れで僕がリーダーをする事になり、その頃には何故かSにミヒ様と呼ばれるようになっていた。

僕は、ミヒ様という名に恥じぬようリーダー業務に邁進した。
スキャンダルでバタついたチームを落ち着かせて修正軌道に乗せるよう務める。
そつの無いSの運営補助のお陰で、なんとかチームは立ち直っていった。

多分僕1人では何も出来ていなかったかもしれない。僕はSにとても感謝していたし、大好きだった。
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