あけましておめでとうございます!
どうも!おっさんでございます!
年賀状やら豆な事は苦手ですので、こちらでのご挨拶でお許しくださいませ!
今年もどうぞ宜しく御願いします!!
さて、大晦日におっさんサウナに行って参りました。自他ともに認めるサウナ好きなんです。
今年最後のサウナを堪能しようと、サウナ室に入ったのですが、俺と同時に20代前半の若い兄ちゃんも入室しました。
サウナ好きなら分かってくれるんじゃないかと思うのですが…
同時に入室した人を勝手に標的にし、この人が出るまでは入っていようってやつありますよね?
俺はこの時、同時に入った若い兄ちゃん、A君と名付けましょう。
A君をターゲットとしました。
若いしそんなに長く入ってないかもしれないから、その時はサウナ時計1周入るかぁ(1周12分)
そんな甘い考えの俺はこの後に思い知る事になります。
古今東西、若者を甘く見る者は痛い目に合うのだと。
入室後、時計の針は1周する。
いつもであれば、出る時間ではあるのですが…ちらりとA君の様子を見ると、足を組み俯いたまま微動だにしていません。
勝手に標的にしてるとは言え、おっさんにも面子ってやつがあります。
A君が出るまで、出るわかにはいかない!
入室後18分経過…俺は戦慄しました。
な…なんだと、A君はただの若者じゃなかった、サウナ戦士の1人だったのか!
※(サウナに18分以上入れる人をサウナ戦士と呼びます)
驚きを隠せない俺は、再びA君をちらりと見たその時。
A君と俺の視線が衝突。
A君もまた俺の様子を伺っていたのです。
視線が合った時間は恐らく1秒も無かったでしょう…しかし、俺もA君も確信を抱きました。
お互いが標的にし合っていた事。
そして、この勝負を譲る気が一切無い事を。
この瞬間にサウナ室はコロッセオに変貌を遂げ…
老廃物を排出する健康法は…
死闘と化したのです。
拳を交えず、言葉も交わさず、ただひたすら耐えるだけの男の戦い。
これほど熱い戦いはサウナバトルのみ、実際暑いですし。
サウナ時計は2周目に突入。すでに俺もA君も限界を超えてるのは明らかでした。
暑さでクラクラする頭で俺は考えました。このままでは、俺もA君もサウナで共倒れする未来しか見えない!
大晦日にサウナ室でおっさんと若者が倒れ、病院に運ばれるなんてニュースになったら最悪だ!
さらに思考を加速させる、体力で若者に劣るおっさんは何を武器にすればいいのか?
それは老獪さ
俺は限界突破した体を酷使し最後の一手を打つことにしました。
おもむろに立ち上がり、サウナ室の出口付近まで行き、大きく背伸びをして、A君に聞こえる程度の声でこう言ったのです。
「ふー、少し熱いなぁ」
そして、再び元の席に戻って座る。
この行動に何の意味があるのか?A君の立場になって考えてみてください。
限界を超えた我慢比べ、相手がギブアップして出るのかと安心したところに、いかにもまだ余裕を感じさせる言葉…
そう、A君の心をへし折る為の完璧なるまでの作戦。
俺の思惑は功を奏し、Aは立ち上がりました。
悪いな、A君…俺と戦うには少しだけ経験ってやつが足りなかったな。
勝利を確信し、内心でそう思っていると、A君は恐るべき行動をとったのです。
諦めて出るのかと思ったA君は…なんと
その場でスクワットを開始。
そして、何回か繰り返した後にこう言いました。
「ふー!気持ちいい!」
勝敗は決しました。
心を折られたわけではありません。むしろ、俺は感動すらも覚えました。
俺は心の中で、A君に惜しみない賞賛を送り、サウナ室を出ました。
その直後、A君も転がるように出てきていたので、本当に限界を超えて耐えていたのでしょう。
A君のような若者がいるのであれば、日本の未来は明るい。
A君と入った水風呂は今年最後にして、最高の思い出の1つとなりました。
………新年早々に、ドラクエXの冒険日誌で俺は一体何を長々と書いてるんだ、バカなのか?
はい、まぁ、そんな感じで今年も宜しく御願いします。
次回は真面目にドラクエXの死闘の話になります。
「DK1、サポなしソロ討伐におっさん挑戦する」
では!またぁ!