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グダグダおじさん

でーさく

[でーさく]

キャラID
: OW817-521
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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でーさくの冒険日誌

2019-01-03 18:30:59.0 テーマ:ねんまつねんし(1/16まで)

ドラクエX奮闘記「おっさんが駆ける」その24……新年の挨拶と大晦日の死闘

あけましておめでとうございます!

どうも!おっさんでございます!

年賀状やら豆な事は苦手ですので、こちらでのご挨拶でお許しくださいませ!

今年もどうぞ宜しく御願いします!!

さて、大晦日におっさんサウナに行って参りました。自他ともに認めるサウナ好きなんです。

今年最後のサウナを堪能しようと、サウナ室に入ったのですが、俺と同時に20代前半の若い兄ちゃんも入室しました。

サウナ好きなら分かってくれるんじゃないかと思うのですが…

同時に入室した人を勝手に標的にし、この人が出るまでは入っていようってやつありますよね?

俺はこの時、同時に入った若い兄ちゃん、A君と名付けましょう。

A君をターゲットとしました。

若いしそんなに長く入ってないかもしれないから、その時はサウナ時計1周入るかぁ(1周12分)

そんな甘い考えの俺はこの後に思い知る事になります。

古今東西、若者を甘く見る者は痛い目に合うのだと。
入室後、時計の針は1周する。

いつもであれば、出る時間ではあるのですが…ちらりとA君の様子を見ると、足を組み俯いたまま微動だにしていません。

勝手に標的にしてるとは言え、おっさんにも面子ってやつがあります。

A君が出るまで、出るわかにはいかない!

入室後18分経過…俺は戦慄しました。

な…なんだと、A君はただの若者じゃなかった、サウナ戦士の1人だったのか!

※(サウナに18分以上入れる人をサウナ戦士と呼びます)

驚きを隠せない俺は、再びA君をちらりと見たその時。

A君と俺の視線が衝突。

A君もまた俺の様子を伺っていたのです。

視線が合った時間は恐らく1秒も無かったでしょう…しかし、俺もA君も確信を抱きました。

お互いが標的にし合っていた事。

そして、この勝負を譲る気が一切無い事を。

この瞬間にサウナ室はコロッセオに変貌を遂げ…

老廃物を排出する健康法は…


死闘と化したのです。


拳を交えず、言葉も交わさず、ただひたすら耐えるだけの男の戦い。

これほど熱い戦いはサウナバトルのみ、実際暑いですし。

サウナ時計は2周目に突入。すでに俺もA君も限界を超えてるのは明らかでした。

暑さでクラクラする頭で俺は考えました。このままでは、俺もA君もサウナで共倒れする未来しか見えない!

大晦日にサウナ室でおっさんと若者が倒れ、病院に運ばれるなんてニュースになったら最悪だ!

さらに思考を加速させる、体力で若者に劣るおっさんは何を武器にすればいいのか?

それは老獪さ

俺は限界突破した体を酷使し最後の一手を打つことにしました。

おもむろに立ち上がり、サウナ室の出口付近まで行き、大きく背伸びをして、A君に聞こえる程度の声でこう言ったのです。

「ふー、少し熱いなぁ」

そして、再び元の席に戻って座る。

この行動に何の意味があるのか?A君の立場になって考えてみてください。

限界を超えた我慢比べ、相手がギブアップして出るのかと安心したところに、いかにもまだ余裕を感じさせる言葉…

そう、A君の心をへし折る為の完璧なるまでの作戦。

俺の思惑は功を奏し、Aは立ち上がりました。

悪いな、A君…俺と戦うには少しだけ経験ってやつが足りなかったな。

勝利を確信し、内心でそう思っていると、A君は恐るべき行動をとったのです。

諦めて出るのかと思ったA君は…なんと

その場でスクワットを開始。

そして、何回か繰り返した後にこう言いました。

「ふー!気持ちいい!」

勝敗は決しました。

心を折られたわけではありません。むしろ、俺は感動すらも覚えました。

俺は心の中で、A君に惜しみない賞賛を送り、サウナ室を出ました。

その直後、A君も転がるように出てきていたので、本当に限界を超えて耐えていたのでしょう。

A君のような若者がいるのであれば、日本の未来は明るい。

A君と入った水風呂は今年最後にして、最高の思い出の1つとなりました。




………新年早々に、ドラクエXの冒険日誌で俺は一体何を長々と書いてるんだ、バカなのか?


はい、まぁ、そんな感じで今年も宜しく御願いします。


次回は真面目にドラクエXの死闘の話になります。


「DK1、サポなしソロ討伐におっさん挑戦する」


では!またぁ!
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