「じ・・・じゃあ公務員で!」
「そのような職業はございません。では、改めて聞きます。どの職業になりたいのかね?」
「こ・・・公務員で!!」
「ないっていってるでしょ!!」
「うそこけ!あっちゃこっちゃの城や街にいるじゃん!ケチケチせんと、さっさこ公務員にせぇや!」
「・・・なぜ、そこまで公務員にこだわる?」
「雇い主が国家で福利厚生もバッチリ!有給も消化できてボーナスもある、こんなオイシイ職業、他にあるかぁ!!」
「・・・貴様、公務員の何を知ってそんなこと言ってるんだ?」
「え・・・?」
「だから・・・何を知ってるというんだ・・・?」
「いあ、あの、その・・・2ちゃんとか?」
「・・・。」
「・・・。」
「では教えてやろう。街の予算を使い切ると深夜まで仕事で残業も出ず、家にマトモに帰ることができるのは週2回、イメージが悪いから客がどんな対応をしてきても笑顔で返し、ボーナスもまともにでない。まぁ、安定はしてるっちゃあしてるが、それでも公務員になりたいか?なりたいのなら止めはしないが。」
「・・・他の安定したのでお願いします。」
「では、僧侶などいかがでしょう(ニッコリ)」
「じゃあ、それで・・・。」
-あとがき-
公務員もいろいろ大変みたいです。(実話)