ウタヒジリさんのティア呑みに参加してきたぜ!
しかしまさかあんな事になるとはな。。
そんなこんなで久々の長文だ目を通すのにはそれなりの覚悟をよろしくな笑
さて、チャットバル「ジャルディーノ ドーロ」のタキだ!
昨晩はプレイベも多かったせいか客の入りもまばらだったな。
いつものように客達と雑談をしているとニスロックさんが現れた。
ニスロックさんはティアで数少ない男性の歌パフォーマーさんで、先日ウチの店で歌声を披露してくれた。以来オレはその姿にすっかり感化され、歌パフォが気になっていた。
再び来客を伝えるベルが鳴る、姿を現したのはウタヒジリさん、疑うことなくティアのディーヴァの一人に数えられる人だ。
オガの姿に一瞬見違えたが間違い無い、先日オレがヒジリさんのイベに参加してその礼だとの事だった。
オレとした事が、相次ぐパフォーマーの来店にテンションが上がっていた、その事は嘘に出来ない。
この夜はそう、この時から何かが違っていた。。何かがおかしかった。。そしてその事に気がつくのに、さして時間はかからなかった。。
店を開けてから一時間が経ち、来客はカウンターが半分埋まるくらいのまま閉店を迎えた。
気がつくとバイトのつきのがニスさんと盛り上がっている、どうやらパフォをせがんでいるようだ。
何でもありのこの店だもちろん歌パフォも他の客に迷惑がかからなければ大歓迎だ。
ニスさんに続いてヒジリさんもパフォを披露してくれる、客もほとんどいない店内でライブが始まった、なんとも贅沢な話だ。
ヒジリさんは歌い終わるとイベントの準備のために足早に店を出た、まだ話し足りないが仕方ない。
また一人、また一人と客が店を後にする。
一時を回る頃、全ての客を見送り、そのままヒジリさんのイベントに向かった。
イベントはティア呑みとなっているが客のほとんどがパフォーマーだ、すでに開始から一時間経った会場は熱唱するパフォーマーとそれを取り巻くオーディエンスの熱気に包まれていた。
しばらくするとオレの姿を見かけたヒジリさんが近寄りイイネをくれる、そして一言。。
「○○ちゃんの後に出番な?歌持ってる事は割れてるんだよ、わかったらさっさとノド暖めろドンクセェ奴だな。ケッ!」
「ヒッ(((;゚Д゚)))」
言い方は違ったかもしれないが、言われた側としてはすれ違いザマに耳元でそうつぶやかれた気分だ。
そう、すっかりニスさんに感化されたオレは初めての歌パフォを昨日作っていた。
そしてその事を店で得意げにニスさんに話し、ヒジリさんはそれを聞いていたのか、ニスさんに通報されたのか。
とにかくヒジリさんはオレがパフォ作っていたことを知っていた。
しかしまぁ、あいさつ程度のものだろう、この時はまだそう思っていた。
パフォーマンスは進む。
小さな歌姫たちのステージは正直知らない曲ばかりだったが、この空気に乗れるのは楽しかった。
そしてヒジリさんの白チャが会場に響く、
「次ぃぃタキシ!○○ちゃんの後だって言ったよな?それとも何か?タキシサマはオレの用意したステージじゃご不満か?あぁ?初めてで失敗が怖い?期待なんてしてねーんだよ!場が冷める、やるのかやらねーのか決めろ!」
「ヒッ(((;゚Д゚)))」
少しだけオレフィルターが入ってるかもしれねぇが、だいたいそんな感じの事を言われた気がするぜ?
・・・。
(嗚呼・・そあらんさんはどこいてもいつもテンションかわらないよなぁ。。遠い目)
広いレーン村でイキナリ四面楚歌。。退路全面カット。。
しかしここで逃げたらヒジリさんの心意気に泥を塗るし、ニスさんにも顔向けができねぇ。。
そしてオレは加速する胸の高鳴りの中マイクを握った。。まさかこんな事になるなんてな。。
結果、大きなミスもなくなんとか歌いきる。
初めてということもあり、会場の反応は暖かかった。しかしこの歳になってこんな緊張するなんて正直恥ずかしい話だw
しかしヒジリさんには本当に感謝だ。
彼女の胸を借りて初パフォ出来たが、このスバラシイ追い込みがなきゃ、オレは一生パフォすることもなかったかもしれねぇ笑
そしてイベント後はヒジリさんからイベントに対しての思いも聞けて良かった。
勝手で申し訳ないが、アシタカに
「それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。ともに生きよう。」
と言われたサンの気分だったぜ笑
まぁオレの本分はチャットバル「ジャルディーノ ドーロ」のタキだってことだ。
そして最後に、オレの拙い初パフォに付き合ってくれた会場のみんなに、本当にサンキューだったぜ!!