【注意!この日誌にはVer5.2終了までの重大なネタバレを含んでおります。】
ども、最後のエテーネにして冥王を討てし者、勇者の盟友であり竜族の解放者、エテーネ王国王弟の長子にして時元神キュロノスから未来を守った時渡りの旅人テオフィロスですこんばんわ。
そして、Ver5.2ではついに「大魔王」という肩書きまで手に入れてしまいました。
この展開については冒険者の間でも賛否両論あると思いますが、私もどちらかと言えば「否定派」です。
というのもね、思うんですよ。
「せめて誰かに相談させろよ!」
と。
冒頭に書いた通り、主人公はラノベの主人公真っ青なチート肩書きの持ち主です。
これだけの肩書きを得るまでには沢山の人達との絆があったはずなんですね。
勇者アンルシアは言うに及ばず、
神の器である、フウラ、マイユ、ダストン、ヒューザ、ラグアス
キーエンブレム入手に関わった各国の要人たち
叡智の冠の四人の賢者
500年前の四術師たち
偽、真、両方のレンダーシアの人々
ナドラガンドの竜族たち
六柱の種族神の聖獣たち
5000年の旅路の間に出会った各時代の人々
幼馴染みであるシンイ
そして実の母親であるマローネ
ただストーリーを進めるだけでもこれだけの人達と関わっているはずです。
なのに、
「オレさ…魔界に行って「大魔王」になろうと思うんだ…」
なんてこと誰にも相談せずに決めるってどうなのよ!?
まぁ、アンルシア姫は武者修行の旅だと言って賢者ルシェンダと一緒に行き先も告げずにどっか行っちゃったし、
他の三人の賢者は基本的に所在不明だし、
相談したくても出来ないのかもしれないけど、
マローネはどこにいるかは分かってるから相談できると思うのです。
もっとも、この手のお話ではお約束の
「ゴメン黙ってて… でも心配かけたくなかったんだよ…」
という魔法の言葉で片付けられるのかもしれませんが。
今思うとVer3の時もこの魔法の言葉のせいで主人公はクロウズと兄弟姉妹の行動を誤解してたんだよなぁ。
あとは、DQXはゲームだから遊んでいるプレイヤーは魔界とアストルティアを自由に行き来できるけど、実際には魔界からは簡単に脱出できず、物語中の時間もほんの数日間の出来事だと考えればアストルティアにいる友人たちに相談できなかった理由にはなります。
アニメや映画なんかではこのパターンが多いですね。
・・・もっとも、Ver5.2のストーリー中にアスバルを探しにウェナ諸島に行っているのでこの仮定は破綻しているんですがw
そして、別の懸念は
「相談しても信じて貰えなかったらどうするか?」
という不安です。
なにしろ「魔界に行って大魔王になる」なんてあまりにも突飛な話です。
フツーは信じろって方が無理です。
でもね
先述した通り主人公はチート肩書きの塊なんですよ。
今さら大魔王になるって言われても、
「ああ、キミならありえるよね」
で済まされちゃう気がするんです。
それに、ナドラガンドの決戦でオルストフの罠により命を落とした主人公を、自らの寿命を縮めてまで救った神の器たちなら絶対に主人公を疑ったりしないと思うのです。
ましてや、勇者であるアンルシア姫は「物事の真偽を見極める【勇者の眼】」を会得しているんです。
主人公が嘘を言っているかどうかなんてすぐに分かるハズなんです。
ここまで長々と書いてきましたが、要するに何が言いたいかというとですね
【大魔王になった主人公と、彼の仲間達が敵対するなんてありえない】
と思うのです。
勇者姫アンルシアをはじめ神の器たちは主人公に全幅の信頼を寄せているでしょうし、エステラやメレアーデもそうでしょう。
となると、主人公と仲間達が敵対する可能性があるとしたらどういう場合か?
【主人公は信用できても、他の三魔王をはじめ魔族は信用できない】
一番可能性が高いパターンです。特に魔王ヴァレリア率いるバルディスタと一戦交えているガートラント軍は不信に駆られても無理からぬところです。
グランゼドーラ王国はつい先日までマデサゴーラ軍の襲撃におびやかされていたわけですし、魔族の恐怖は記憶に新しいことでしょう。
その他の五大陸の国々も直接間接問わず魔族の脅威にさらされてきたので魔族に対する拒否反応は容易に想像できます。
Ver5.3以降では、大魔王となった主人公を、主人公の仲間達、アンルシア、フウラ、マイユ、ダストン、ヒューザ、ラグアス、エステラ、メレアーデが今まで通り主人公を信用できるのか?
彼ら自身が試されるのではないかと思うのです。
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m