【注意!この日誌には Ver.1のキーエンブレム取得に関するストーリーのネタバレを若干含みます。
また、各職業クエストについてのネタバレを若干含みます。
上記のストーリーを遊んでいない方はご注意くださいm(_ _)m】
※ 写真は日誌の内容とは関係ありません。
ども、一週間振りのテオフィロスですこんばんわ。
明日はいよいよDQXTVにおいてVer5.3の情報が解禁されるそうなので、アプデに向けて忙しくなる前に気になったことを日誌に書いておこうと思います。
私が、8年間ドラクエ10を遊び続けていてずっと気になっていることです。
結論から申し上げますと、
「ドラゴンクエストXは、 【 家族 】 の物語だと思うのです」
Ver.1におけるキーエンブレム取得のストーリーは、オーグリード大陸のものを除けばほぼ全て家族にまつわる物語でした。
アズランでは、娘フウラと父タケトラの物語。
カミハルムイでは、ニコロイ王と姉リタ、そして両親の物語。
オルフェアでは、兄ナブレットと妹アルウェの物語。
メギストリスでは、ラグアス王子と父プーポッパン王、そして母アルウェ王妃の物語。
ガタラでは、父ダストンと娘チリとの物語。
ドルワームでは、ウラード国王とラミザ王子、そしてドゥラ院長、チリの物語。
ジュレットでは、みなしごのソーミャとマンマーJr、キャット・マンマーの物語。
ヴェリナードでは、オーディス王子と母ディオーレ女王の物語。
また、各職業クエストにおいても、僧侶、占い師、盗賊、まもの使い、遊び人のストーリーも家族について描かれたお話でした。
ネタバレになるので詳細は控えますが、Ver.2、3、4、5においても、【家族】が重要なテーマになっていると思います。
そもそも、主人公には生き別れの兄弟姉妹がいるわけですから、物語の根幹が【家族】であるとも言えます。
ドラクエに限らず、ゲームや漫画、小説においては、「登場人物の多くが、父もしくは母、あるいはその両方がいない」 というパターンが多いです。
端的に言えばその方がドラマチックだからですね。
上述したキーエンブレム取得のストーリーに関わる人物たちもほとんどそのパターンを踏襲しています。
その中で異彩を放っているのが、ヴェリナード王室です。
オーディス王子は5大陸の王家の中では唯一、両親が健在な若い王族です。
それどころか、セーリアという将来のお妃候補までいるのですからこれはもうアストルティア中のぼっち冒険者から 「爆発しろ」 と言われても仕方の無いところです。まぁ、冒険者の恨み節はおいといても、他の若い王族からすれば両親の愛情を余すことなく注がれて育ってきたオーディス王子は羨望の対象になってもおかしくないと思うんですよね。ストーリーが進むと彼らの家族団らんの食卓風景が描かれて、その場に居合わせたゲストのNPCがいたたまれなくなるという描写もありましたし。
なんというか、本来当り前の「両親がいて子供がいる」という言わばドラえもんとかクレヨンしんちゃんのような家庭環境がむしろ珍しいというのが、アストルティアなんだなと思います。
私はこの8年間、ドラクエ10を遊んできて新たな物語、新たな登場人物が出てくるたびに、「このキャラクターの家族はどんな人達なんだろう?」と想像を巡らせてきました。
それが、そのキャラクターを掘り下げて、世界観に奥行きを感じさせてくれるからです。
果たして、Ver5.3ではどんなキャラクターが出てくるのか、どんな家族の物語が綴られるのか。
今からとてもワクワクしています。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました^^