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忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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テオフィロスの冒険日誌

2020-10-08 21:33:21.0 2020-10-08 21:54:52.0テーマ:その他

【ネタ日誌】七種族の饗宴 第一章 炎の領界篇 その4

※注意!
【この日誌にはVer.3クリア後のネタバレが若干含まれています】
【この日誌はネタ日誌です。広い心でお読み下さい】



よろしいですか?



 勇者姫たちの見事な機転によってまんまとビッグサボテン料理を食べるハメになってしまったダストン。はたして、彼の運命はいかに…?


ダストン
「ムシャムシャ! ハグ! モグモグ………

ムキャーッ!! 思った通りどれもこれもみんなものすごく美味しいじゃないですかっ!!」

ヒーゴ
「それはもう!
ジーモン
「我らが命がけで!」
リヘイ
「集めてきましたから!」
三人
「ヤーーーッ!!」

ダストン
「まったく、ワシにこんな美味しい料理を食べさせるなんて… アンタたちみたいな役に立つ連中は大嫌いですよっ!」

三人
「んなっ!?」

ベサワキ
「さあ、他の皆さんも遠慮しないで欲しいのだが!」

アンルシア
「さすがに、これだけ手間をかけていただいたのに食べないわけにはいかないわね…」

ヒューザ
「ああ、覚悟を決めて食うか…」

マイユ
「じゃあ、まずはこのサラダを… 見た目はサイコロ状に切ったメロンみたいだけど… パクッ モグモグモグ…

あ、ホント、美味しい!ちょっと酸味はあるけどサッパリしてて」

アンルシア
「パクッ… ホント、サボテンっていうから硬いイメージがあったけど、こんなにみずみずしいなんて意外だわ」

エステラ
「炎の領界は過酷な環境のせいか、ビッグサボテンは水分の含有量がとても多いんです。ビタミン、カリウム、カルシウムなどのミネラル類や食物繊維、ポリフェノールも豊富で貴重な栄養源なんですよ」

ラグアス
「それじゃあぼくはこちらのスープを… ゴクッ… 

これもとても美味しいですね。この具もビッグサボテンなんですか?」

トビアス
「ああ。外皮に近い硬い部分を煮込んで軟らかくしてあるのだ」

ヒューザ
「ゴクッ… たしかに美味いな。驚いたぜ。この味付けは…コンソメか?」

ニンミイ
「はい、ガメゴンロードの肉や骨を使って作ったコンソメです。炎の領界でも一般的な調味料なんですよ」

ヒューザ
「…やっぱりモンスターから離れることは出来ねぇんだな。まぁ、この環境じゃそこまで贅沢は言ってられねぇか」

フウラ
「こっちのデザートも食べていいんですか?」

エステラ
「もちろんですわ」

フウラ
「パクッ モグ…モグ…

ん~~~ おいしい~ コレってシャーベットですよね! 炎の領界でどうやって冷やすんですか?」

エステラ
「ヒャド系の呪文で水を凍結させて氷にし、その氷で材料を入れた容器を冷やして作っています。ヒャドの氷は呪文で生成した擬似的な氷ですからすぐに消滅してしまいますが、ヒャドの凍気で水を凍らせればその氷は自然に溶けるまで時間がかかりますから」

ラグアス
「アストルティアなら『氷のけっしょう』を調理の素材に使えば簡単に氷菓を作れますけど、炎の領界ではそういうわけにはいかないですもんね」

アンルシア
「このシャーベット、色が真っ赤だけどコレもビッグサボテンなのかしら…」

ニンミイ
「はい、ビッグサボテンの果実をすり下ろしたものを使っています」

マイユ
「ビッグサボテンの果実って赤いのね。ということは、こっちの赤い果肉のフルーツみたいなものは…」

トビアス
「ビッグサボテンの果実を切ったものを盛り付けたものだ」

ラグアス
「本当に驚きですね。ビッグサボテンひとつでこんなに多彩な料理が作れるなんて」

アンルシア
「でも、いつもこういう料理を食べているわけではないのでしょう? パンのような主食は無いみたいだし。炎の領界の人たちは普段は何を食べているのかしら?」

エステラ
「私たちの日常的な食事は、このナドラガイモです」
 

ヒューザ
「…ナドラガ…イモ?」

マイユ
「そのネーミングはどうなのかしら…」

ニンミイ
「ナドラガイモは穀類として主食になるだけでなく、粉にしてムニエルやフライの衣にも使えるんですよ」

ラグアス
「ムニエルやフライって、揚げ物に使う油はどうしているんです?」

トビアス
「さきほどのビッグサボテンの果実の種子を精製して食用油を抽出している。ビッグサボテンの種子は大きいから、わずかな個数でかなりの量の油が採れるのだ」

アンルシア
「あらためて竜族の人たちの創意工夫には敬服するわ… 限られた素材でこんなに美味しい料理が作れるなんて」


ダストン
「…まったく、こんなに美味しい料理ばかり食べさせられるなんてヒドイ目に遭いましたよ」

リルチェラ
「ダストンさまーっ!」

ダストン
「ア、アンタは元ポツコン4号!?」


ダストンの前に現れたリルチェラの思惑とは?


第二章 氷の領界篇 その1 に続く …かも?
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