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忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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テオフィロスの冒険日誌

2020-10-12 21:52:49.0 テーマ:その他

ドラクエらしさとは、「テキストの魅力」 だと思うのです【考察のようなもの】

注意!
【この日誌はVer.2におけるネタバレを若干含んでおります。閲覧する際はVer2をクリアしてから見ることをオススメします】
【今回はわりとマジメな内容の日誌ですのでつまらないと思ったら途中で読むのをやめることをオススメします】



よろしいでしょうか?



「ドラクエらしさとは何か?」


これはドラクエ10を語るうえで常に議題に上がることではないかと思います。


とかく、ドラクエ10は 「ドラクエらしくない」 と言われることが多いです。

そもそも、「ドラクエらしさとは何か?」 という問いが曖昧模糊としていて定義することが困難です。
結論を言えば「ドラクエらしさ」とは遊ぶ人それぞれが感じる「ドラクエの好きな所」だと私は思うのですね。

そんな私が抱く 「ドラクエらしさ」 とは 「テキストの魅力」 だと思います。

テキストとは何か?

ザックリ説明すると キャラクターのセリフや、状況説明の文章、アイテムや呪文の説明などなどのことです。

歴代作品で有名なのは、

「ゆうべはおたのしみでしたね」

「へんじがない… ただのしかばねのようだ」

「おお テオフィロス しんでしまうとはなにごとだ」

「テオフィロスは うまのふん を ちからいっぱい にぎりしめた!
…テオフィロスは じぶんのおこないを ふかくふかく こうかいした」

「テオフィロスは じゅもんをとなえた!
…しかし なにも おこらなかった」

「おきのどくですが ぼうけんのしょ は きえてしまいました」


などでしょうか。

いわゆる 「堀井節」 とも呼ばれる文章の味ですね。


過去のシリーズではこういったテキストはほぼ全て堀井雄二さんがご自身で書いていたそうですが、シリーズを重ねるにつれてそのテキスト量は膨大なものとなりドラクエ7からは数人のライターと分担するようになったと以前どこかで読みました。


ドラクエ10はバージョンアップを重ねるMMORPGであるため、そのテキスト量は過去作品とは比べものになりません。
それでも、その端々にドラクエらしいテキストの魅力を感じることができるのです。


それが こちら
 


レンダーシア大陸 セレドの町の郵便局員 タリアちゃんです

セレドの町はとある理由で子供しかいないため、宿屋や酒場などの店舗NPCも全て子供が担っています。
郵便局員も例にもれず子供が務めているのですが、このタリアちゃんはとても独特なテキストで喋るのです。

話しかけると

「いらっちゃいまて!
あたち ゆうびんやしゃんゴッコ ちてるの!
きょうは どんなごようでしゅか?」

と幼子らしい舌っ足らずな言葉で答えてくれます。
「ゆうびんやしゃんゴッコ」というのがとても微笑ましいですね。

さらに「おくる」を選択すると、

「このにもつを テオフィロスしゃんに
おくっていいでしゅか?
おだちんは いりましぇんよ!」

と答えてくれます。
「送料」 ではなく 「おだちん(お駄賃)」 と言い換えているのが細かいです。
タリアちゃんにとってはどこまでも「ゴッコ遊び」なのでしょう。


極めつけはトルネコやミネアから預かった手紙を渡した時です。
トルネコの手紙を渡すと

「ゆうびんきょくへ ようこしょ!
……あれ? おきゃくしゃまは
おてまみ あじゅかってるようでしゅね。」

「こちらのおてまみを おとどけでしゅね?
……って トルネコしゃんって
あたち きいたことありましゅよ!」

「おきゃくしゃま ゆーめいなひとと
ともだちなんでしゅね! この おてまみは
たしかに おとどけしましゅ! じゃ……」

というセリフが聞けるのです。


「ドラクエらしさ」 って、こういう一つひとつのテキストに対する細やかな気配りだと思うんですよね。

ただの町人NPCの何気ない一言でも、思いがけず世界観の深さを感じることができたり。
そこに間違いなく 「人が生きている」 という体温を感じられたり。


私はドラクエのそういう気配りがたまらなく大好きなんです。

皆さんの冒険もたくさんの 「楽しい」 や 「大好き」 で溢れていることを願ってやみません。



最後まで読んで下さってありがとうございました^^

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