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忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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テオフィロスの冒険日誌

2020-11-10 00:19:21.0 テーマ:その他

【ネタ日誌】七種族の饗宴 第五章 嵐の領界篇 その3

※注意!
【この日誌にはVer.3クリア後までのネタバレが含まれています】
【この日誌はネタ日誌です。広い心でお読み下さい】



よろしいですか?



 ナドラガンドに平和が訪れた祝いの宴も佳境を迎えた頃、突如ラグアス王子の叫び声が広間に響き渡った。ラグアス王子を襲った危機とは…?



ラグアス
「お二方ともおやめ下さいっ…!」


「ほら、ラグアス王子が嫌がってるじゃない! さっさとその手を離しなさいよ、このメガネトカゲ!」

??
「メ、メガネトカゲ!? あなたこそ、この貴重なモフモフを独占しようと言うのですか?そちらこそ手を離して下さい!」

ヒューザ
「…なんだありゃ?」

マイユ
「ラグアス王子が二人の竜族の女性にもみくちゃにされてるわね…」


エステラ
「あなたは領界調査員のモフテカさんではありませんか? 一体どうしたというのです」
 


モフテカ
「エステラ様!? それが、このようなモフモフの愛くるしい種族の方はナドラガンドでは初めてお目にかかったものですからつい知的探究心がうずいてしまって…
で、でも! 私はフツーにお話してただけなんですよ!そこへ突然この女性が割り込んできて!」

??
「私はラグアス王子がいらっしゃるというからわざわざ理由をつけてこの炎の領界まで来たんです!
…ああ、この久々のモフモフ、癒やされるわ~」

???
「フラガノ! 何をやっているのだ!? 炎の領界への護衛に是非参加したいというから騎士団員でもないお前の同行を特別に許可したというのに、まさかこんなくだらない目的だったとは…」


フラガノ
「ブ、ブレエゲ隊長!? ち、違うんです! これはその…」

ブレエゲ
「いいからラグアス王子から離れろ! まったく… 王子、この者の無礼をどうかお赦し願いたい」
 



クロウズ
「まあまあブレエゲ隊長、今日は七つの種族が一同に会した記念すべき宴です。大目に見てあげて下さい」

ブレエゲ
「クロウズ様がそう仰るなら… フラガノ! お前も王子にちゃんと謝罪しないか」

フラガノ
「うう… ラグアス王子、申し訳ありませんでした…
でも、できればあとでもう一度モフモフさせて…」

ブレエゲ
「…フ~ラ~ガ~ノ~!」

フラガノ
「ヒィッ!」



フウラ
「ラグアス王子、大丈夫?」

ラグアス
「だ、大丈夫です。ちょっとビックリしてしまって。お騒がせしてすみません」

ヒューザ
「まるで小動物あつかいだな」

ラグアス
「皆さんの心を癒やすことが出来るのは嬉しいのですが一国の王としては複雑な気分です… ボクもお父さんのようにヒゲを生やしたら少しは威厳が出るのでしょうか」

アンルシア、フウラ、マイユ、エステラ
「それは絶対にやめてっ!!」


クロウズ
「それでブレエゲ隊長、例のものは持ってきて頂けましたか?」

ブレエゲ
「あ、はい、仰せの通りにお持ちいたしました。今、ジュエさんが用意をして下さっているのでそろそろかと」


ジュエ
「クロウズ様、皆様、お待たせいたしました」
 


クロウズ
「ああ、ジュエさん。遠い所まで本当にご足労をおかけしました。慣れない旅路で道中は大変だったでしょう」

ジュエ
「いえ、ブレエゲさんや疾風の騎士団の皆さんが守って下さいましたから。コギイやヨラウが 『一緒に行く!』 というのを説得する方が余程大変でしたわ」

クロウズ
「さすがに小さな子供たちにここまでの旅路は危険すぎますからね」

エステラ
「クロウズさん、いったい何を持っていらしたのでしょう?」

クロウズ
「ああ、失礼しました。実はどうしても皆さんに召し上がって頂きたくて、ジュエさんに無理を言って作ってきて貰った料理があるのです。そろそろ宴も終わりの頃合いかと思いますが、最後にこの料理をどうか味わって下さい」

ニンミイ
「どうしてわざわざ嵐の領界から調理済みの料理を持って来たのですか? 神殿の厨房で調理なされば良かったのに…」

クロウズ
「私の予知が告げていたのです。神殿の厨房で恐るべき惨事が巻き起こると…。どのような惨事かまでは分かりませんでしたが、まさかカイラム村長の特製料理が原因だったとは。未然に防ぐことが出来ず残念です」

ヒューザ
「いや、そんだけ分かってたんなら防げただろ…」

ジュエ
「クロウズ様、それでは皆様にお配りしますね」


 

クロウズがどうしても皆に食べて欲しい料理とは…?

嵐の領界篇 その4 に続く …かも?
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