※注意!
【この日誌にはVer.3クリア後までのネタバレが含まれています】
【この日誌はネタ日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいですか?
大団円かと思われたその時、再び来襲したカイラム村長。果たしてあの惨劇が繰り替えされてしまうのか? そしてモフテカが見つけた不思議な巻物とは…?
エステラ
「この巻物は… 見たこともない文字ですね。あら?片隅に走り書きが…
『全ての領界が繋がりし時、竜の民に未曾有の危機が訪れるであろう その時に備えこの巻物を残す オルストフ』
…オルストフ様!?」
クロウズ
「なんですって…!? 失礼、私にも見せていただけますか?
…この呪紋はッ!?」
エステラ
「呪紋?」
クロウズ
「呪力を秘めた紋で綴られた文字列のことです。私の故郷の隠れ里には、悪しきものから身を隠し邪を退ける 『トヘロス呪紋』 が施されていました。ムストの町の地下にも同じ呪紋を用いてナドラガ教団の目を眩ませていたのですよ」
エステラ
「そのような秘儀が… それで、この呪紋はどのような効力があるのですか?」
クロウズ
「私も初めて見るので読めるかどうか… ニ… ニ……フ…」
サジェ
「カイラム村長、イーサの村の村長さんはどうしたの?」
カイラム
「はっはっは、あの御仁ならシュールストレンジミールを一口食べた途端に恍惚の表情を浮かべたまま固まってしまいましてな。あれほど感動して貰えるとは…」
ヒヤーネ
「あなたっ!?」
リルチェラ
「奥さまっ! 私も一緒に行くよ!」
カイラム
「さあさあ皆さんも遠慮せずにこのシュールストレンジミールを召し上がって下さい」
ヒューザ
「やめろ! その壺を開けるんじゃねぇッ!!」
アンルシア
「ダメッ! 勇者の盾の発動が間に合わないッ!?」
マイユ
「皆! 目と鼻と口を塞いでッ! 命に関わるわよッ!!」
ラグアス
「エステラさん! クロウズさんも早くッ!!」
クロウズ
「…ニフ…ラ… ム… ニフラム!? まさかニフラムとはあの…!」
エステラ
「ニフラム?」
………シュォオオオオオオオオオオオオオッ!!
エステラ
「キャッ!?」
モフテカ
「巻物から光がッ!?」
カッッッッ…!!!
クロウズ
「…おさまったようですね。今の光は、やはり…?」
カイラム
「ぬわーーーーーーっ!?」
トビアス
「何事だっ!?」
カイラム
「わ、私のシュールストレンジミールが光に包まれて跡形も無く消えてしまったッ!?」
フウラ
「…いったいどうなっちゃったの?」
クロウズ
「ニフラムとはかつて存在した古代呪文のひとつです。邪悪なるものを光の彼方に消し去るという浄化の呪文だったそうですが。あの巻物にはニフラムの呪力が封じられていたようです。それが、『ニフラム』と唱えたことによって発動されたのでしょう」
ヒューザ
「あのおっさんの特製料理は邪悪なシロモノだって認定されたわけかよ」
エステラ
「オルストフ様はこの危機を予見してらしたのですね…」
トビアス
「このナドラガンドに、真の平和が訪れたのだ…!」
マイユ
「ちがうでしょ」
ダストン
「…あぎゃ…わしはいったい何をしてたんでしょう?」
マイユ
「ダストン、気がついたの?」
ラグアス
「ニフラムの力であの料理の邪気が浄化されたからでしょうか?」
ヒューザ
「ラグアス、お前いま結構ヒドイこと言ってるぞ」
アンルシア
「だとするとノグリッド村長も無事かしら…」
フウラ
「あ、戻ってきたよ。ヒヤーネさんとリルチェラちゃんも一緒みたい」
ノグリッド
「…皆様、心配をおかけしたようで申し訳ない」
エステラ
「お元気なご様子で安心しました」
ヒヤーネ
「突然強い光が辺りを包んだかと思ったら、主人が意識を取り戻しまして…」
マイユ
「何事もなくて良かったわ」
ラグアス
「あちらの村長さんは大丈夫じゃないみたいですけど…」
ヒューザ
「ほっとけ」
カイラム
「うう… 私の長年の研究の結晶が…」
サジェ
「元気出してよ村長。食糧のことなら他の領界の人たちから分けて貰えるみたいだし」
マイユ
「いろいろあったけど、終わってみると楽しかったわね」
アンルシア
「ええ、もっと沢山お話もしたいわ」
シオン
「アンルシア、名残惜しいでしょうがそろそろアストルティアに戻らないと王様も王妃様も心配しますよ」
アンルシア
「シオン様ッ!?」
偶然か奇蹟か、オルストフの残した巻物によって惨劇の再来を回避した七種族の者たち。宴は終わりを告げ、彼らに別れの時が迫る…
次回 いよいよ最終回! …かも?