目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

テオフィロスの冒険日誌

2020-11-26 22:55:56.0 テーマ:その他

【妄想二次創作】 ある貴族たちの陰謀

※注意!
【この日誌にはVer3のストーリーに関するネタバレが含まれています】
【この日誌は妄想二次創作ネタ日誌です。広い心でお読み下さい】

※特に要注意!!
【この日誌には 『ネガティブな内容』 と 『皮肉な表現』 が含まれています。それでも構わないという方だけお読み下さい】



よろしいですか?





グランドタイタス号の船上舞踏会の場で何者かに攫われてしまったラグアス王子。統治者が行方不明となり混乱するメギストリス王国であったがラグアスの伯父であるナブレットが現れ国民の不安を払拭する。ナブレットの活躍により王国はひとまず落ち着きを取り戻したものの、その存在を快く思わない者たちもいたのである…




伯爵
「…まったく、いまいましいナブレットの奴め!」

子爵
「我ら貴族を差し置いて玉座の代理者たらんとするとは!」

男爵
「ラグアス王子の伯父だか知らんがあのような下賤の者に国政を壟断させて良いものか!」

侯爵
「さよう。本来であれば由緒正しき我ら門閥貴族が行方不明となったラグアス王子の代わりに玉座を預かるのが筋というもの。それを火を浴びせかけて我らを追い返すとはなんたる無礼!」

伯爵
「聞けばオルフェアの町長とは名ばかりで、その実はサーカス団の団長だというではないか」

子爵
「しかもその前はケーキ職人だったというぞ」

男爵
「どうりで民衆の人気を取るのが上手いわけだ。人気を取ることだけはな」

伯爵
「そもそもプーポッパン王が市井の町娘などを王妃に迎えたりするからこのようなことになるのだ」

侯爵
「声が大きい、伯爵殿」

男爵
「ですが、彼奴め図にのってよもや簒奪を企んだりするのでは!」

子爵
「ナブレット王朝だとッ!?何をバカバカしい!」


公爵
「落ち着くのだ卿ら」

子爵
「公爵閣下…」

公爵
「あのナブレットという男はなかなかのキレ者だ。下手に侮ると痛い目を見るのは我らの方だぞ」

男爵
「閣下ともあろうお方が怖じ気づかれたのですか?」

公爵
「あの男が来たことでこの国の混乱が収束したのは事実だ。事実を見ようとしない愚か者の行く末は破滅でしかないぞ。そのことが分からんのなら卿の好きにするがよかろう」

男爵
「………」

公爵
「この国の玉座はひとまずあの男に貸しておけば良い。それよりも危惧すべきは 「例の件」 が露見せぬかということだ」

侯爵
「… 「花摘みギルド」 のことですな」
 


伯爵
「表向きは閉鎖中ということになってはいるが、実際は我ら貴族配下の職人が新たな染色花の開発と品種改良を行っているというのは機密事項ですからな…」

子爵
「開発した染色花を独占し、市場には出さず 『福引きの景品』として世界宿屋協会に卸ろし利益を得る… まったく上手いことを考えたものです」

男爵
「特に最近開発に成功した 『漆黒』 は冒険者に大人気らしいからな」

侯爵
「福引き券を発行する福引きランド、福引きを実施する世界宿屋協会、景品を流通させる旅人バザー… それら全てに我らメギストリス貴族の手の者が関与し、利益の大部分を搾取しているとは夢にも思いますまい」

公爵
「今日の我らの権勢があるのもひとえにその財力による所が大きい。断じてこれを失うわけにはいかぬ。幸いナブレットは国政に専念して花摘みギルドの動きには気がついていないようだ」

侯爵
「一時は花摘みギルドを冒険者に解放しようなどという動きもありましたからな」

男爵
「冒険者が希少な染色花を思い通りに栽培できるようになったりしたら我らは破産だ…!」

公爵
「案ずるな、決してそうはならぬ。 『天の理』 も我らに味方しているからな」

子爵
「 …『天の理』とは?」

公爵
「一部の冒険者たちは神々と取引して 『カラフルブーケ』なる魔法のアイテムを手に入れているそうだ。これを用いればあらゆる染色花の代わりになるという」

伯爵
「そのようなものが…!」

男爵
「で、ではカラフルブーケが出回れば我らが花摘みギルドを独占する意味が無くなるのでは!?」

公爵
「神々が気まぐれを起こせばな。だが、もしその気があればとっくに冒険者たちが自らの畑で栽培できるようにしているだろう。そうなっていないということはつまり花摘みギルドが解放されることはこの先もあり得ぬということだ」

子爵
「それを聞いて安心しましたぞ…」

公爵
「いずれにせよ油断は禁物だ。卿ら決して警戒を怠るなよ」

一同
「御意…」



その後この貴族たちがどうなったのかは分からないが、今もって花摘みギルドは冒険者に解放されていないのである…

【 ある貴族たちの陰謀   完   】
いいね! 17 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる