注意!
【この日誌にはVer3.1の冒頭部分までのネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想二次創作ネタ日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいですか?
ランガーオ村を襲撃した竜将アンテロの毒に倒れたアロルド。通常の治療も解毒魔法も効かないと知ったマイユは途方に暮れるが…
マイユ
「アロルド…」
ギュラン
「マイユ様、ご心配なのはわかりますが少しは休まれては」
マイユ
「ありがとう、ギュラン。でも私は大丈夫。アロルドの方がよっぽど辛いんだもの…。なんとか毒を治す方法があれば…」
ギュラン
「…アロルド様を襲ったあの者は竜族と名乗っていました。あの者がいたという竜族の世界に行けばあるいは治療法が見つかるかもしれません」
マイユ
「本当!?」
ギュラン
「い、いえ。あくまで私の推測で… って、マイユ様!どこへ行かれるのですッ!?」
マイユ
「決まってるでしょ、竜族の世界に行くのよッ!」
ギュラン
「お待ち下さい!行くと言ってもどうやって行かれるおつもりですか?どこにあるかも、どうやって行くのかも何も分からないんですよ」
マイユ
「それは… 細かいことは後で考えるわ。とにかくじっとしてなんかいられないのよ」
ギュラン
「ハァ… 困りましたね。マイユ様はお小さい時から一度言い出したら絶対にご意志を曲げない方でしたから。
先ほどエックス殿に会いに来た伝令はグランゼドーラ王国の兵士でした。おそらくエックス殿のことですからアンルシア姫を救うために竜族の世界に行く方法を探しておられるでしょう。」
マイユ
「そうか!グランゼドーラ王国に行けば竜族の世界に行くための手がかりが見つかるかも!」
ギュラン
「あの兵士は 『東の塔にいるシオン様がエックスさんを呼んでいる』 と言ってました。そのシオン様なる方が何か知っているかもしれません」
マイユ
「シオン様… 聞いたことが無い名前だけど伝令兵を使ってエックスさんを呼ぶくらいだから、きっとグランゼドーラ王国の中でもかなりの有力者ね」
ギュラン
「よろしいですか。アンルシア姫が誘拐されてグランゼドーラ城は厳戒態勢を敷いていることでしょう。シオン様に会うのも簡単にはいかないと覚悟して下さい」
マイユ
「ええ、わかったわ」
ギュラン
「アロルド様の看病は私達にお任せ下さい。クリフゲーン様にも私から次第を伝えておきます。どうぞ心配なさらずに」
マイユ
「本当にありがとう、ギュラン!行ってくるわね!」
グランゼドーラ王国へと向かうマイユ。果たしてシオンに会えるのか…?
第二話に続く