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忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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テオフィロスの冒険日誌

2021-04-24 21:00:23.0 2021-04-26 22:01:55.0テーマ:その他

【妄想二次創作】 学者たちの夜明け その4

注意!
【この日誌は妄想二次創作ネタ日誌です。広い心でお読み下さい】

特に要注意!!
【この日誌はVer.4までのメインストーリーに関してのネタバレを含んでおります】



よろしいですか?




 パルミオ博士が提唱する新説。それは、「レンダーシア大陸と他の大陸は、かつて一つだった可能性がある」というものだった。それを聞いたフィロソロスとカーラム、そしてハネツキ博士は…



ハネツキ
「…レンダーシア大陸と他の大陸がかつては一つだった? ゴメン、ちょっと何を言ってるのか分からないわ」

フィロソロス
「ふむ、なかなかに興味深い説じゃが、何かそれを裏付ける根拠はあるのかな?」

パルミオ
「もちろんです! 先日、研究旅行に行った時に採取した標本を分類していたら、レンダーシア大陸に自生している植物群と同じものが他の大陸にも存在していたのを発見したんです!今までレンダーシア大陸の植生は独自のものだと思われていたので、これはすばらしい発見なんですよ!」

カーラム
「なるほど、遠く海を隔てた異なる大陸で同じ植生が見つかったから、それぞれの大陸はかつて一つの大陸だった可能性がある…ってわけか」

パルミオ
「その通りです!いやーっ、ロマンですよね!!」

ハネツキ
「あたしは植物学とか詳しくないんだけど、遠く離れた場所の植生が同じってそんなにすごい発見なんですか?」

フィロソロス
「ふむ、常識的に考えれば異なる二地点の植生が同じということは通常あり得んはずじゃ。同一の植物が遠く離れた場所で見つかるということは一、二種類ならあるかもしれん。しかし植生ともなればその種類は数十種類に及ぶ。ヒトの手によって丸ごと移植でもせん限り数十種類の植物が異なる場所で見つかることはまずないじゃろう」

カーラム
「仮に人工的に移植したとしても土壌も気候も違う土地ならまともに育たずに枯れてしまうでしょうしね」

ハネツキ
「ふーん、そういうもんなんですね」

フィロソロス
「しかし、植生が同じというだけでレンダーシア大陸と他の大陸がかつて一つだったという結論はいささか早計に過ぎんのじゃないかね?」

パルミオ
「そこでカーラム博士の発見が意味を持ってくるのです!植生だけでなく地質も同じであるとなれば、私の新説も信憑性が高くなるというものですよ!」

カーラム
「レンダーシア大陸と他の大陸… いや、全ての大陸がかつて一つだったとするなら異なる大陸に同じ地質の場所が点在している説明はつくか。とはいえ、説得力があるからと安易に飛びつくのは私としては危険性を感じますね」

フィロソロス
「同感じゃな。面白い説だとは思うが、それを事実だと言うにはまだまだ証拠が足りないじゃろう」

パルミオ
「そんな… せっかくの新発見だと思ったのですが…」

フィロソロス
「まぁ、そうガッカリすることもないぞい。全ての大陸が一つだったという他の証拠については実はわしにも心当たりがある」

パルミオ
「ホントですかっ!?」

フィロソロス
「おぬしらは 『アストルティアの神話』という本を読んだことはあるかね?」

ハネツキ
「一応は。たしか著者は歴史学者にして神学者でもあるロッサム博士でしたっけ」






フィロソロス
「わしの教え子じゃ」

ハネツキ
「そうなんですか!?」

カーラム
「さすが、顔が広い…」

パルミオ
「それで!その『アストルティアの神話』という本にどんな新発見があったのですか!?」

フィロソロス
「うむ、その本の第一章『アストルティアの誕生』には次のような一節があるのじゃ

【 ルティアナは永き旅の果てに、混沌とした塵芥の漂うだけの薄暗い空間へと辿り着いた。
ルティアナが光を生み出して虚空を照らすと、
空間に漂う混沌とした塵芥がみるみる寄り集まって大地が生まれる。
創生の力を授かったルティアナの光がもたらす奇跡だった。 】 」

カーラム
「その一節なら私も読んで覚えていますが、それがどうかしたのですか?」

フィロソロス
「つまりじゃな… この文章だけを読めば、

世界の創造においてルティアナが自らの意思で生み出したのは光だけであり、大地の方は、
『光に照らされた塵芥が寄り集まって勝手に生まれた』

ということなのじゃよ」
 



【 学者たちの夜明け その5 へ続く 】


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