※注意
【この日誌にはVer.5ストーリークリアまでの 『重大な』ネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想と推測にて構成されております。事実と反する内容であったり、根拠の薄い仮説であることをご理解ください】
よろしいでしょうか?
ドラクエ10もVer.5までストーリーが終了し、新たにVer.6のPVも公開されました。
私は以前からドラクエ10の世界についてある疑問を抱いていたのですが、今回はその疑問について私なりの仮説を書いていきます。
疑問
【なぜ女神ルティアナの姿形は人間にそっくりなのか?】
Ver.5でついにその姿を見せた創世の女神ルティアナは驚くべきことに人間にそっくりでした。(あの姿が仮の姿であるという可能性もありますが、ここではひとまずあの人間の姿が真の姿であるという前提で話を進めます)
ルティアナはナドラガ、エルドナ、ガズバラン、ワギ、マリーヌ、ピナヘト、グランゼニスという七柱の種族神を産みましたが、その姿は全員バラバラです。この中でグランゼニスの明確な姿は未だにゲームの中では出て来ていませんが、様々な断片的な情報を合わせるとおそらく人間にそっくりな姿なのでしょう。
ルティアナと人間、そして人間の種族神であるグランゼニスはほぼ同じ姿だと思います。
それはなぜか?
その謎を解くヒントがVer.6に登場する 「天使」です。
天使が何者かは分かりませんが、ドラクエで天使と聞くとドラクエ9を連想する方も多いことでしょう。仮にドラクエ10の天使がルティアナとは別の存在に創造された種族だとしたら、なぜ人間にそっくりなのか?
【 仮説 その1 】
アストルティアが存在する宇宙では、人間の姿こそがオーソドックスな姿である。
おそらく、ルティアナが産まれた世界「とこしえの揺り籠」でも神々やヒトは人間と同じ姿をしていたのでしょう。そして天星郷フォーリオンの天使を創造した存在も同じ姿だったのだと思います。そういう意味ではアストルティアに住む人間以外の六種族、オーガ、ウェディ、エルフ、ドワーフ、プクリポ、竜族こそが異質だと言えます。
では、なぜ女神ルティアナはそのような多様な種族を産み出すことにしたのか?
【 仮説 その2 】
滅びを免れる鍵は 「調和」の力
Ver.5のラストダンジョン 「滅星の邪園」にある記憶の結晶から得られる情報によると、かつてルティアナがいた世界「とこしえの揺り籠」も「異界滅神の一族」によって滅ぼされたとのことです。これが事実なら異界滅神はジャゴヌバだけでなく複数存在することになります。
ルティアナは「とこしえの揺り籠」の神々の中では最も若かったため創世の力を託され新天地を求めて旅立ちました。しかし、新たに世界を創造してもいつまた再び「異界滅神の一族」によって滅ぼされるか分かりません。
そこでルティアナは考えました。
姿形や能力が異なる者たちが力を合わせれば滅びを免れるのではないかと。
すなわち、「調和」の力こそが滅びに対抗できるのだと。
この仮説の根拠は、Ver.3のラスボスとの決戦直前、ナドラガの体内にある断罪の剣のかけらに触れることで訪れる光の神殿にて、ガズバランの意志が次のように語っていることです。
炎の神ガズバラン神の像が語りかけてくる。
「ナドラガが充分にチカラをつけた頃、母なるルティアナは、我ら六柱の弟妹を生むことにした。」
「しかし我らが長兄ナドラガは、それに異を唱えた。」
「我ひとりあれば他の神など必要ないと。」
「だがルティアナはナドラガに言った。」
「異なる才や個性を持つ者たちが手を結んだ時、そこに比類なき強きチカラが生まれる。」
「アストルティアで何よりも強いチカラは調和であると。」
ルティアナは知っていたのでしょう。
一種類だけの強大な力よりも、未熟でも多くの力が集まった方が強いということを。
しかし、皮肉なことに最初の子であるナドラガには理解できなかったようです。
その2に続きます。