※注意!
【この日誌にはVer.3.1あたりまでのストーリー、および様々なサブクエストのネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想二次創作日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいでしょうか?
白いフードの男に協力してジュレー島地下にあるジュレイダ連塔遺跡へとオーディス王子たちをおびき出したキャスラン。作戦成功かと思いきや白いフードの男はオーディス王子の身代わりとなったヒューザを捕えると早々に姿を消してしまう。一人残されたキャスランは追っ手であるヴェリナード衛士隊を振り切り、ほうほうのていで猫島へと逃げ延びたのだった…
キャスラン
「…やれやれ、なんとか追っ手どもをまいたかなぁ。まったくツイてないったらありゃしないよ。白フードの旦那からは報酬を貰いそびれるし。ひとまずはほとぼりが冷めるまでここに身を隠そうかな。さすがにこんな猫魔物だらけの島には誰も来ないだろうさ」
?
「お姉ちゃん、こんなところで何してるの?」
キャスラン
「うわぁあああああっ!?」
?
「きゃっ!? ビックリした~」
キャスラン
「ビックリしたのはこっちだっての! なんだって子供が一人でこんな所にいるのよ。魔物に襲われたら危ないじゃないの!」
?
「私、この島にいるジュニアちゃんにお花を贈りに来たの。この島のネコさんたちとは仲良しだから危なくないよ」
キャスラン
「仲良し? はん、けったいなことを言うお嬢ちゃんだね。ウェディとネコが仲良く出来るわけないだろ」
?
「本当だよ。私にはネコさんのお友達がたくさん…」
リベリオ
「ソーミャ~ッ! はぁ はぁ やっと追いついたニャ。ソーミャは足が速いのニャ」
ソーミャ
「リベリオが遅すぎるんだよ」
ミャルジ
「旦那、また少し太ったんじゃないでヤンスか?」
リベリオ
「うるさいニャ! 大体こんな大量の土くれを担いでたら遅くて当り前ニャ!」
キャスラン
「へぇ~、ずいぶん大きな猫の魔物だねぇ。なかなかイイ男じゃないのさ。ま、あのお方ほどじゃないけど」
リベリオ
「ニャ? 誰だか知らニャいけど、オレ様の魅力が分かるとは見る目があるウェディ娘だニャ」
ミャルジ
「いやいや、むしろ目が悪いんじゃないでヤンスかねぇ… ギニャッ!!」
リベリオ
「それで、オマエはこんな所で何をしてるんだニャ?ここは猫魔族だけが住む猫島。滅多なことじゃウェディは立ち入ったりしないニャ」
ミャルジ
「殴ることはないでヤンショ…」
キャスラン
「…ま、ちっとワケありでね。この島に身を隠してるのよ」
ミャルジ
「まさか犯罪者でヤンスかっ!?」
リベリオ
「ニャニャッ!? そういうことなら黙って見過ごすワケにはいかないニャ!」
ソーミャ
「ちょっと待って二人とも! まだそうと決まったワケじゃないよ」
リベリオ
「ソーミャ、そこをどくニャッ! 悪人を猫島においてはおけないのニャ!」
ソーミャ
「悪いことをしたっていうなら、前のリベリオだってそうでしょ!」
リベリオ
「うっ! 痛いところを突くのニャ…」
ソーミャ
「とりあえずマンマーさんの所に連れていったらどうかな?この島にいてもいいかどうかはマンマーさんが決めてくれるよ」
ミャルジ
「さすがソーミャ。良い考えでヤンス」
リベリオ
「…わかったニャ。たしかに、オレ様が勝手にこのウェディ娘を放り出すよりマンマー様の裁可を仰ぐのが筋というものニャ」
ミャルジ
「ただ、マンマー様はお気に入りの煙管が壊れてからというもの機嫌がとっても悪いでヤンス。それが心配でヤンスよ」
リベリオ
「余計なことは言うんじゃないニャ!思い出したくないニャ!」
キャスラン
「話はまとまった?それじゃ、そのマンマーとやらの所に早いとこ連れてってよ。私もう走り続けてノドがカラカラなんだ」
リベリオ
「お前エラそうだニャッ! ソーミャの取りなしが無かったらこの場でボコボコにしてくれてる所だニャ! ソーミャに感謝するニャ!」
ミャルジ
「そういえばアンタ、名前はなんて言うんでヤンスか?」
キャスラン
「…キャスラン」
ソーミャ
「じゃあ、キャスラン姉ちゃんだね!」
キャスラン
「やれやれ、お嬢ちゃんと話してるとなんだか調子が狂っちゃうよ…」
なんだかんだでキャット・マンマーに会いに行くことになったキャスラン。はたして、マンマーは彼女にどのような裁可を下すのか?
第二話 へ続く。