※注意!
【この日誌にはVer.3.1辺りまでのストーリー、および様々なサブクエのネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想二次創作日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいでしょうか?
助けてもらったお礼にカラミントの花を摘みに行くことになったノーラン、ソーミャ、ミャルジたち。はたして彼らの珍道中はどうなるのか…
ミャルジ
「やー天気が良くて良かったでヤンス。絶好のピクニック日和りでヤンスね」
ソーミャ
「ほんと風が気持ちいいね。ノーラン兄ちゃんもそう思うでしょ?」
ノーラン
「ソーミャ、その『兄ちゃん』って呼ぶのはやめてくれないか」
ソーミャ
「え、どうして?」
ノーラン
「…ちょっと、恥ずかしくてな」
ソーミャ
「ふふっ、なんだかヒューザ兄ちゃんみたい」
ニョラバルト
「おやおや、これは珍しい組み合わせですニャ。そちらの御仁は先日マンマー様が浜辺で倒れているところを助けたと聞きましたが、どうやら元気になったようですニャ」
ソーミャ
「こんにちはニョラバルトさん。私たちマンマーさんに頼まれてカラミントの花を摘みに行くの」
ニョラバルト
「カラミントの花?ふーむ、それなら気を付けた方が良いですニャ。最近あの辺りで見慣れない魔物が目撃されたそうですニャ」
ノーラン
「見慣れない魔物?」
ミャルジ
「なーに心配ないでヤンス。どんな魔物が出て来ようとアッシがやっつけてやるでヤンス!」
ミャルジ
「ついたでヤンス!ここがカラミントの花畑でヤンス!」
ソーミャ
「きれい…猫島にこんな場所があったなんて知らなかった」
ノーラン
「よし、それじゃあ摘むとしようか。と言ってもどれがいいんだろう。香りに違いとかあるのかな」
?
「何者だローン!」
ミャルジ
「な、なんでヤンス!?」
ソーミャ
「サイの魔物!?」
?
「我が輩は『バロン・ライノス』。この猫島の新たな支配者だロン!」
ノーラン
「さっきのジャガーメイジが言ってた見慣れない魔物ってのはコイツのことか…」
ミャルジ
「ふざけるなでヤンス。この島の主はマンマー様でヤンス。大体なんでサイの魔物が猫島の支配なんて企むでヤンスか!?」
バロン
「フフン。愚かなオマエたちに教えてやるロン。かつてこの島の支配を企んでみっともなく返り討ちにあったヒポポ・サードンのことは知っているロン?ヤツらカバ魔族は我らサイ魔族の終生のライバル。ヤツに出来なかった猫島支配を我が輩が成し遂げてカバ魔族どもの鼻をあかしてやるのだロン!」
ミャルジ
「そんなことさせないでヤンス!」
バロン
「強がりもその辺にするロン。そっちのウェディの男は多少腕に覚えがあるようだが、丸腰ではどうすることもできないロン!」
ソーミャ
「ノーラン兄ちゃん…」
ノーラン
「くっ、せめて剣があれば…」
ミャルジ
「…ノーランの旦那、相談があるでヤンス」
ノーラン
「相談?
………そんな奥の手が!?」
ミャルジ
「ただしこいつを使うにはメチャクチャ時間がかかるでヤンス。何とかその時間を稼いで欲しいでヤンス」
ノーラン
「わかった。オレもウェディのはしくれだ。大切な者を守るためなら命をかけるさ」
バロン
「念仏は唱え終わったかロン?では全員仲良くあの世に行くロン!」
ノーラン
「そう簡単にはいかないぜ…ピオリム!!」
バロン
「なっ!?素早い動きで撹乱する気かロン。こざかしいロン!」
ノーラン
「はあ… はあ…」
バロン
「どうしたロン!息があがってきてるロン!
ノーラン
「あと少し…親父、ユナティ、力を貸してくれ!
…フォースブレイクッ!!」
バロン
「ぐわぁああっ!
…ん?なんともないロン。はっはっは、どうやら不発だったみたいだロン!」
ノーラン
「慌てるな。トドメを刺すのはオレじゃない」
バロン
「なん…だとロン?」
ミャルジ
「待たせたでヤンス。これがとっておきの奥の手でヤンスよ!」
バロン
「なんだロン!その巨大な氷塊はっ!?」
ミャルジ
「喰らうでヤンス!必殺『モード強戦士の書ミャルジ マヒャデドス』!!」
バロン
「ローーーーンッ!?」
バロン
「バ、バカな…我が輩がこんなヤツらに…」
ノーラン
「ひとつ言っておこう。語尾に『ロン』を付けるのはやめておけ。モコモコパークの住人から苦情が来るからな」
バロン
「ぐふっ…」
ソーミャ
「カッコ良かったよ!ミャルジ!ノーラン兄ちゃん!」
ミャルジ
「照れるでヤンス」
ノーラン
「…ありがとう、ソーミャ」
なんとかカラミントの花を手に入れた三人。一方、煙管の修理を引き受けたキャスランは?
第六話 へ続く