※注意!
【 この日誌には以下のネタバレが含まれております 】
・Ver.2クリア(大魔王討伐)までのメインストーリー
・レンダーシア大陸の様々なサブクエスト
・スーパースター職業クエスト
・踊り子職業クエスト
・リンジャの塔クエスト
【 この日誌は妄想二次創作です。広い心でお読み下さい 】
よろしいですか?
クリスレイ
「…これが、召還の舞」
ラスタ
「ゆっくりとした動きなのに…」
リィディ
「めちゃくちゃキツイよ、これ…!」
ヒストリカ
「ホワイ? 私にはスローに踊っているようにしか見えないぞ」
サルバリータ
「筋肉っていうのはね、動かすよりも 『 動かさない 』 方が大変なのよ。それに、ゆっくりとした舞いを美しく踊るには鍛えられた体幹と優れたバランス感覚が必要なの」
リィディ
「ぼく、飛んだり跳ねたりする方が好きだなぁ」
ラスタ
「リィディちゃん、弱音はかないで集中、集中!」
クリスレイ
「先生、この踊りいつまで続けるんですか?」
サルバリータ
「スーパースターの神が召喚されるまでよ。何時間か… 下手すると何日か」
リィディ
「ええーっ!?」
ラスタ
「…こりゃ伝説的召喚の儀になるかもね~」
クリスレイ
「やるしかないっ!
あれ? なんか周りの空気が…」
ヒストリカ
「ホワット!? ロウソクの火が消えたぞっ!」
リィディ
「真っ暗になっちゃった!?」
サルバリータ
「………来た」
ラスタ
「な、なによあれっ!?」
リィディ
「これがスーパースターの神さま…?」
クリスレイ
「…12枚の …光る翼?」
♀
『…ここは …現象界 …か』
ラスタ
「これは… 声…?」
ヒストリカ
「というより、頭の中に直接響いているみたいだな」
サルバリータ
「スーパースターの神とお見受けいたします。私はサルバリータ。どうか我が弟子クリスレイにさらなる高みへと昇る試練をお与え下さい!」
クリスレイ
「お、お願いします!」
♀
『…我は そのような者では ない』
一同
「………え?」
ラスタ
「サルバリータさん! どういうこと!?」
リィディ
「スーパースターの神様を呼び出すんじゃなかったの!?」
クリスレイ
「もしかして、ぜんぜん別の神様を呼び出しちゃったんですか!?
サルバリータ
「あ、あの、ちょっと待って! おばちゃんにも何が何だかさっぱり…」
ヒストリカ
「ふと思ったんだが… スーパースターの神を指定して召還するならそれにふさわしい触媒が必要なんじゃないか? お札とか指輪とか」
一同
「 あ 」
ラスタ
「じゃ、じゃあアレはいったい…?」
サルバリータ
「あなたは何者なのっ!?」
♀
『…我はかつて 『 暁の明星 』 と呼ばれし者
偉大なる神のしもべ 総ての天の御使いの長であった』
クリスレイ
「天の御使いの長?」
ラスタ
「それって… 天使?」
リィディ
「えー!? 天使!?」
ヒストリカ
「オーマイガーッ!?」
サルバリータ
「どうして私の召還に応じたの?」
♀
『…はるかな昔 我は神に背き 時空のはざまに幽閉された
神は人の子に 自由を与えた
我ら天の御使いには 与えることのなかった 自由を
…ゆるせぬ』
リィディ
「…なに言ってるの?」
ラスタ
「シッ!」
♀
『…悠久の星霜を経て 我の魂も朽ち果てるかと思った時
時空のはざまに 裂け目が生じた
小さな 裂け目が
我の幽閉を解くことは叶わぬが
我の 「 似像 」 (にすがた)を 現象界に映すことは 可能だった』
ヒストリカ
「…つまり、本体はいまだに時空のはざまとやらにあって、今目の前いるユーは影みたいな物ということか?」
ラスタ
「わーお! さっすがヒストリカちゃん、あったまいー!」
ヒストリカ
「なっ!? そ、そんなに褒めるんじゃないっ! この程度たいしたことナッシングだ!」
サルバリータ
「その 『 似像 』 とやらをおばちゃんたちの前に出現させて何をするつもり!?」
リィディ
「サルバリータさん、なんか怖い…」
クリスレイ
「先生…? どうしたんですか?」
サルバリータ
「ゴメンネみんな… もしかしたらおばちゃん、とんでもないヤツを喚び出しちゃったのかも」
♀
『我の目的は ただひとつ
神への 叛逆
そのために 我の 「 イデア(実在) 」 を 現象界に顕現させねばならぬ』
クリスレイ
「…顕現?」
♀
「人の子よ 我が顕現の 贄となれ」
【 堕星再輝 第十一話 へ続く 】