※ 注意!
【 この日誌には以下のネタバレが含まれております 】
・ Ver.2クリア(大魔王討伐)までのメインストーリー
・ レンダーシア大陸の様々なサブクエスト
・ スーパースター職業クエスト
・ 踊り子職業クエスト
・ リンジャの塔クエスト
【 この日誌は妄想二次創作日誌です。広い心でお読み下さい 】
よろしいですか?
みんなの力を合わせ、天の御使いの長と名乗る者を時空のはざまへと追い返したクリスレイだったが…
リィディ
「…あ、気がついた!」
クリスレイ
「…あれ あたい どうなったの?」
サルバリータ
「天の御使いとやらを追っ払った後に倒れちゃったのよ」
ラスタ
「気を失ってたのはほんの数分だけどね」
ヒストリカ
「と、とりあえず祭壇の外に出ないか? どうもここは居心地が悪い」
リィディ
「わぁー! 朝日だ!」
ラスタ
「きれいね~」
クリスレイ
「世界ってこんなに広くて、こんなにきれいなんだね…」
サルバリータ
「クリスレイ、体は何ともない?」
クリスレイ
「大丈夫!
…と言いたいけど、体中あちこち痛くて。ね、あたいたちどうやってあの天使をやっつけたのかな?」
ラスタ
「覚えてないの?」
クリスレイ
「う~ん… あいつが 『 再び天の輝く星になる 』 とかなんとか言ったところまでは覚えてるんだけど、そのあとの記憶がハッキリしなくて…」
リィディ
「すごかったんだよ! クリスレイさんの体中から炎みたいな金色のオーラがバーーーッ! って!」
サルバリータ
「あのオーラ… いったいなんだったのかしら? モンスターゾーンとは違うみたいだったし…」
ヒストリカ
「…クライスト」
一同
「えっ?」
ヒストリカ
「あ、いや! この塔の書庫にあった本にそういう記述があったのを思い出して…」
ラスタ
「なんて書いてあったの?」
ヒストリカ
「たしか… 異世界の言葉で 『 神の子 』 という意味だったかな。原義は 『 油を注がれし者 』 だとか」
サルバリータ
「神の子… そういえばあの天使もそんなこと言ってたような…」
ラスタ
「油… ああー、しびれくらげ先生のマッサージの時に日焼け止めオイルを頭からかけたっけ…
え? まさかそれがあのオーラの正体ってこと?」
ヒストリカ
「わ、私にも詳しくはわからないんだ! それ以上聞かないでくれ!」
リィディ
「ヒストリカさんって、頼りになるのかならないのかよく分からないね」
ヒストリカ
「ぐふっ!!」
クリスレイ
「あはははは! アイタッ! いたたた…」
ラスタ
「ほら、ムリしちゃダメだって」
クリスレイ
「あ~あ、あたいだけボロボロでみっともないや。髪の毛もほどけちゃってボサボサだし… こんなんじゃトップスターになれないね。」
リィディ
「その髪型もかわいいよ!」
ラスタ
「うんうん、せっかくだしイメチェンしてみたら? 似合うと思うわよ」
クリスレイ
「そ、そうかな? えへへ…」
ラスタ
「…さてと、あたしはそろそろ帰らないと。次のステージも待ってるし、ちゃんと仕事しないとまたパン耳生活に逆戻りだもんね」
リィディ
「ぼくも、一座のみんなが待ってるからダーマ神殿に帰るよ!」
クリスレイ
「二人とも、本当にありがとう…!」
ラスタ
「クリスレイちゃんはこれからどうするの?」
クリスレイ
「あたいはまたサルバリータ先生に稽古をつけてもらうつもり。みんなが言う金色のオーラをモノにするには、一人で修行しててもダメな気がするんだ」
サルバリータ
「ふふっ いい覚悟ね。 それじゃあなたにはおばちゃんの全てを叩き込んであげるわ」
リィディ
「ヒストリカさんも元気でね!
…って、泣いてるの!?」
ヒストリカ
「う… ひぐっ… 離れていても私たちの友情はフォーエバーだからな!」
…こうして、クリスレイたちの旅は終わりを告げた。復帰したクリスレイはその後、伝説を超える神話級トップスターとして歴史に名を残すのだが、それはまた別のお話である…
サルバリータ
「究極の表現領域 『 モンスター・ゾーン 』 を超える、神の表現領域…
『 クライスト・ゾーン 』 か…
クリスレイ、あなたは本当にスーパースターのさらなる高みに上ったのかもね」
【 堕星再輝 完 】
「 一度 地に堕ちた星だってみんなと一緒なら再び輝けるんだよ! あの星たちみたいに! 」